〝発酵のまち〟の美肌管理栄養士野崎ゆみこの「こうじでCozy Life」⑥野菜とこうじで美容効果2倍! おすすめドレッシング
こんにちは。野崎ゆみこです。
今回は、1月20日発売の「美人をつくる!毎日のこうじ水」から、特別にレシピをご紹介します。我が家でも好評の「こうじドレッシング」です。ミルサーで混ぜるだけでとっても簡単なのに、市販のドレッシングに負けない旨味のある味になります。こうじの力で、増粘剤や化学調味料が入っていなくても本格的な仕上がりに。減塩にもなるので、こうじマジックを体感してみてください。
まるでフレンチドレッシング!な
「こうじの塩ドレッシング」
こうじかすぺ―スト……大さじ2 30g
酢………………大さじ1と1/3(小4) 20g
油……………大さじ2 20g
塩………………ふたつまみ
※こうじかすペーストは、こうじ水を作った後に残るこうじのかすをすりつぶしたものです。
袋で揉んだり、すり鉢ですってもいいですし、材料すべてブレンダーやミルサーにかけてもok。
マシンを使うときれいに乳化して、とても滑らかな仕上がりになります。
塩を醤油に変えるだけの
「こうじの醤油ドレッシング」
こうじかすペースト……大さじ2 30g
酢………………大1と1/3(小4) 20g
油……………大さじ1 20g
しょうゆ……小さじ1 6g
【野菜のすりおろしドレッシングアレンジ】
塩ドレッシングと醤油ドレッシングに、それぞれ以下の野菜をプラスすれば、簡単に食べる野菜ドレッシングの完成。
左から
★にんじん塩ドレ
にんじん(すりおろし)……大さじ1~
人参10円玉直径で1cm位の輪切り目安に。
★たまねぎ塩ドレ
たまねぎ(すりおろし)……大さじ1~
玉ねぎ1/8くし切り位を目安にレンチンか、蒸し煮すると甘さup。
★ハーブ塩ドレ
青じそ(みじん切り)……………3~5枚
または好みのハーブ(みじん切り)……1軸
手のひら半分くらい、ひとつかみを目安に。
すべてプレーンに最初から混ぜてミルサーでokです。
食感を残したかったらみじん切りやすりおろしで。
左から
★にんじんしょうゆドレ
にんじん(すりおろし)………大さじ1~
人参10円玉直径で1cm位の輪切り目安に♪
★たまねぎしょうゆドレ
たまねぎ(すりおろし)………大さじ1~
玉ねぎ1/8くし切り位を目安にレンチンか、蒸し煮すると甘さup。
★ハーブしょうゆドレ
青じそハーブ(みじん切り)……1本
または好みのハーブ(みじん切り)……1本
手のひら半分くらい、ひとつかみを目安に♪
すべてプレーンに最初から混ぜてミルサーでokです。
食感を残したかったらみじん切りやすりおろしで。
我が家では、コロナ感染症対策も兼ねて、最近はビュッフェスタイルをやめて、ワンプレートご飯を作ることが増えました。野菜をたっぷり摂りたいので朝は、手軽なサラダをつくるようにしています。
サラダには必ずタンパク質を入れたサラダを意識していて、この写真は、ツナ缶と、麹と酢醤油に漬けた茹で卵入り。ドレッシングには、スチームして甘くなった玉ねぎが入っています。甘味料代わりにオリゴ糖豊富な玉ねぎを使うのは、腸活にもダイエットにも効果的です。
グラスフェットバター(牧草を餌にして育てた牛のミルクのバター。オメガ3脂肪酸が含まれています)がスーパーでも買えるようになり、生米こうじパントーストにのせてみました。
野菜だけだと箸が進まない末娘も、このドレッシングをかけるとモリモリ食べるんです。こうじ水を試しながらこうじかすを活用してほしいところですが、市販の塩麹、醤油麹をこうじかすに置き換えても作れます。その場合、塩や醤油は抜いてくださいね。
酸味が苦手なお子様にも食べさせたい場合は、白いバルサミコ酢や、りんご酢がオススメ。せっかく腸活中なら添加物の少ないシンプルな原材料を選んでみて。
また、米酢や穀物酢でも、昆布や鰹節を漬け込んだ、だし酢を作っておくと酸味がまろやかになり、旨味もアップします。酢の半分をレモン汁に変えても酸味が和らぎますよ。酢には、善玉菌を増やしてくれる作用もあります。お気に入りを見つけて料理に取り入れてくださいね。
油は、炎症を抑える作用のあるオメガ3の油や、身体にたまりにくいとされているMCTオイルもオススメ。フィトケミカルがたっぷり残った黄金色のアマニ油も取り入れていただきたいですが、小さなお子様や男性ウケが良いのは、油のクセがほとんどない日清アマニ油。酸化しにくいボトルも◎。油の組成に違いはないので使いやすい方を継続して取り入れてみてくださいね。
油麹菌は、生きて腸まで届くという実験結果も出ており、いまとっても注目されています。
みなさんも、身体の中から免疫力を高めていきましょう。
野崎ゆみこ
管理栄養士、麹マスター、健康運動実践指導者、インナービューティープランナー、野菜ソムリエ。
ジャパンホームベーキングスクールで20年以上学んだ経験を活かし、グルテンフリーの生米こうじパンを開発。「生米こうじパン」のDVDレッスンは大人気で多くの生徒さんが予約待ち状態。インナービューティーダイエット協会東京校やワークパル上越校での講師、保健センターでの栄養指導やダイエット専門協会での経験を生かし、飯内科クリニックにて独自の栄養指導で効果をあげている。
3姉妹の母でもあり、子供のアレルギーやアトピーの経験から「食べたもので身体はつくられている」をモットーに2019年、食の体験施設としてドクターズカフェをオープン。ダイエット指導をした生徒は100%の成功率を誇る。ワニブックス出版「やせるおやつ」レシピ監修。雑誌でもレシピ監修など活躍中。