食べれば出世運アップ!? 「出世地蔵尊」のあやかり和菓子
江戸時代に銀貨の鋳造所が置かれ、日本有数の繁華街として発展してきた東京・銀座。伝統と最先端が融合した優雅な魅力を誇るこの街に「出世地蔵尊」と呼ばれて親しまれるお地蔵さまがいるのをご存知ですか?
優しく微笑みを湛えるこの地蔵像が鎮座しているのは、銀座三越の9階銀座テラスにある芝生広場・テラスガーデンの一角。その由緒は、明治時代初期に現在の銀座4丁目10番付近で掘り起こされ、昭和43年に銀座三越が新築する際に当時の屋上(現在のテラスガーデン)に移設・安置されたというユニークなもので、掘り起こされて路上に置かれていたお地蔵さまが百貨店の屋上まで上り詰めたことから「出世地蔵尊」と呼ばれるようになったそう。 現在は、出世祈願に訪れる人から銀座散策や買い物を楽しんだ人まで様々な人々が参拝に訪れる銀座のひそかなパワースポットになっています。 そんな「出世地蔵尊」をモチーフにした和菓子が、2019年9月18日(水)から10月1日(火)にかけて登場。今回は、銀座三越地下2階「和菓子・菓遊庵コーナー」で展開する“あやかり和菓子”をご紹介します。
①銀座甘楽「地蔵尊繭衣」1個¥172(税抜) 繭のような食感の生地で粒あんを挟んだ銀座甘楽の代表銘菓「繭衣」をアレンジ。ふんわり柔らかな表面に笑顔の地蔵像をプリントしています。
②銀座ふるや「地蔵尊どら」1個¥200(税抜) もっちりとした食感が楽しいごま入り生地で、ごまクリームチーズをサンド。ごまの風味を堪能できる半月型のどら焼き。
③銀座鹿乃子「銀座地蔵あんみつ」1個¥520(税抜) 虎豆、紫花豆、花白豆、赤えんどう豆の4種の豆をはじめ、栗、求肥、フルーツなどたっぷりの具材が嬉しい人気のあんみつに、お地蔵さまの煎餅をプラス。
④松﨑煎餅「大江戸松﨑 三味胴(出世地蔵)」3枚入¥ 410(税抜) 小麦粉、砂糖、卵が織りなす素朴な美味しさが嬉しい瓦煎餅。お地蔵さまの顔は、職人の手で1枚1枚丁寧に描かれています。
⑤銀座文明堂 古今「銀座出世地蔵尊カステラ」1個210g¥1,000(税抜) 外箱とカステラにお地蔵さまをあしらった限定品。粒子の細かい国産小麦にこだわり、しっとりふっくら焼き上げたカステラはコクのある一品。
⑥両口屋是清「ほおえみ」4個入¥800(税抜) みりんを練り込んだ特製のこしあんを、白あんと卵黄がベースの桃山生地で包んで焼き上げた小判型の焼菓子。型押しされたお地蔵さまの表情同様のほっくりとした優しい味わいが特徴。
⑦仙太郎「出世地蔵 六方焼」1個¥180(税抜) すっきりとした甘さのこしあんを小麦生地で包み込み、6面を香ばしく焼き上げた六方焼き。仙太郎の代表銘菓にお地蔵さまの焼き印を押した限定版。
⑧金太郎飴本舗「出世地蔵飴」10粒入¥360(税抜) ベテラン飴職人が作り上げた、お地蔵さまの組み飴。 出世地蔵尊が掘り出されたのと時を同じくする、明治初期創業の老舗。ベテラン飴職人が作り上げたお地蔵さまの組み飴は、ご挨拶のちょっとした手土産にぴったりの一品。
出世地蔵尊の参拝は、銀座三越の営業時間中であればいつでも可能。同フロアにある社務所では、開所中(11:00〜12:00、13:00〜15:00)に「出世地蔵尊の根付」¥1,000をはじめ、おみくじや寄進のろうそくも購入できます。 地下で和菓子の名店が手掛けた、味よし形よし縁起よしのお菓子を選んだあとは、テラスガーデンでお地蔵さまを参拝し、憩いのひと時を過ごしてみませんか?
●銀座三越
住所:東京都中央区銀座4-6-16 TEL:03-3562-1111(大代表) 営業時間:10:00〜20:00(日曜日、連休最終日は19:30まで) https://www.mitsukoshi.mistore.jp/ginza.html