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人気アンテナショップで探した お中元にもおススメの夏ギフト

産地直送の特産品や工芸品がずらりと並び、足を踏み入れるだけで小旅行気分が味わえる自治体アンテナショップ。現在、東京には70店舗を超える自治体アンテナショップが集結しているそう。そんな都内アンテナショップの中でも絶大な人気を誇る3店舗「北海道どさんこプラザ」「ひろしまブランドショップTAU」「銀座わしたショップ」に、地域色豊かなおすすめギフトを伺いました!

■北海道のアンテナショップ「北海道どさんこプラザ有楽町」のおすすめギフトはこちら

●北海道どさんこプラザ有楽町のおすすめギフト その1

わかさいも本舗の「わかさいも」

様々な農産物がとれることから食の宝庫と呼ばれる北海道ですが、栽培が難しいのがサツマイモ。“さつま”の名前がついている通り、基本的には鹿児島など暖かい地域で育つ植物なんです。そんななか、「サツマイモ栽培が難しい北海道で焼き芋を作りたい」という願いのもとサツマイモを使わずに焼き芋を表現したのがこの和菓子。



卵醤油を塗って香ばしく焼き上げた薄皮生地の中には、北海道産の大福豆を使った白あんがたっぷり。大福豆の独特の粘りのおかげで割れ方も焼き芋そっくりなうえ、北海道産のきざみ昆布を白あんに練り込むことで焼き芋の繊維感を表現するなど、細部まで忠実に再現されています。
一口ほおばれば、白あんの上品な甘さやホクホクした食感と卵醤油の香ばしさがマッチして、心落ち着く優しい味わいがふんわり。今年で発売89周年を迎える、洞爺湖の名物和菓子です。



わかさいも12個入り¥1,458(税込)


●北海道どさんこプラザ有楽町のおすすめギフト その2

きのとやの「札幌農学校」

北海道の開拓期の教育者のひとりといえば、「少年よ、大志を抱け」の言葉で有名なクラーク博士。彼は現在の北海道大学の前身にあたる札幌農学校の初代校長を務めて、北海道開拓の指導者を養成しました。この北海道のフロンティア精神の源流と言える学校の名前を冠したのが、北海道産の小麦粉やバター、そして新鮮なミルクを使ってサクッと軽い食感に焼き上げたミルククッキーです。



ミルクをたっぷり使っているから口溶けがよく、一口食べればミルク優しい風味やバターの香りがふんわり。見た目のシンプルさからは想像できない豊かな味わいは、北海道の大地が育んだ素材の持ち味を活かすための妥協のない追求のたまもの。北海道の豊かな大地が生んだ、あとを引く美味しさです。



札幌農学校 24枚入り¥1,166(税込)


●北海道どさんこプラザ有楽町のおすすめギフト その3

ホリの「夕張メロンピュアゼリー」

北海道を代表するブランドメロンの“夕張メロン”。今年5月に札幌市中央卸売市場で行われた初競りでは過去最高額となる2玉500万円で落札された、まさに高級メロンの代名詞ともいえる存在です。
その夕張メロンの完熟果肉を贅沢に使用したのが「夕張メロンピュアゼリー」。夕張メロン特有の“メルティング質”と呼ばれる口の中でとろけるような食感をはじめ、気品すら漂う芳醇な香り、濃厚さと爽やかさを併せ持った甘みなど、夕張メロンの美味しさが1カップに凝縮されています。



また、生のメロンと異なり常温保存ができて好きなときに食べられるというのもメリット。冷蔵庫の場所をとらないから贈り物に最適です。
鮮やかなオレンジ色を丁寧にすくって口に運べば、あふれ出すリッチな味わいはまるで夕張メロンの果実そのものを食べているかのよう。たかがゼリーとあなどっていたら、衝撃を受けるに違いありません。



夕張メロンピュアゼリー 9個入¥1,944(税込)

●北海道どさんこプラザ 有楽町店

道内各地の銘菓、海産品、農畜産品、民工芸品など特産品を1200点以上ラインナップ。道産品を使ったメニューを気軽に味わえる軽食コーナーも併設しており、週替わりの催事コーナーではソフトクリームやコロッケなどのテイクアウトも可能です。

住所:東京都千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館1階
TEL:03-5224-3800
営業時間:10:00〜20:00
定休日:年末年始
https://www.dosanko-plaza.jp/index.html

■広島県のアンテナショップ「ひろしまブランドショップTAU」のおすすめギフトはこちら

●ひろしまブランドショップTAUのおすすめギフト その1

オイスターキッチン・マルイチの「牡蠣のオリーブオイル漬け」

広島県といえば、生産量全国第一位を誇る牡蠣の名産地。穏やかな波、塩分濃度や水温、豊富な栄養分といった多くの条件が牡蠣の生育に適しており、室町時代から牡蠣の養殖が行われてきました。そんな牡蠣を贈るなら、オリーブオイル漬けはいかがでしょうか。



1897年創業の牡蠣専門店の姉妹ブランド、オイスターキッチン・マルイチの「牡蠣のオリーブオイル漬け」は、手作業で選別した広島産牡蠣を白ワインとオイスターソースを絡めて焼きあげたあと、ローリエや唐辛子と一緒にオリーブオイルに漬け込んだ逸品。オリーブオイルのコクをまとった牡蠣はぷりっと食感が良く、うま味も濃厚。日本酒からワインまで相性抜群で、クラッカーやバゲットに乗せてカナッペにしたり、グラタンの具にしても絶品。
牡蠣好きの方はもちろんのこと、お酒好きの方にも喜ばれること間違いなしです。

牡蠣のオリーブオイル漬け¥1,620(税込)

●ひろしまブランドショップTAUのおすすめギフト その2

広島アンデルセンの「賀茂鶴日本酒ケーキ」

日本酒の名産地は全国各地に存在していますが、なかでも“日本三大酒どころ”として名を馳せる3つの地域をご存知でしょうか。その場所は、兵庫県の灘、京都府の伏見、そして広島県の西条。西条の水は軟水のためもともとは酒造りに向かなかったのですが、1897年に軟水醸造法が編み出されたことで本格的な酒造りが始まり、軟水を活かした独特の味わいで名を馳せるようになったのです。



西条の純米酒を一風変わった形で楽しめるのがこの日本酒ケーキ。卵とバターを使用したきめ細やかなスポンジケーキに、西条の老舗酒造「賀茂鶴酒造」の純米酒を加えたシロップをたっぷり染み込ませてあります。
純米酒のうまみと繊細な香りをまとったしっとり柔らかなケーキは、まさに食べて味わう地酒。商品は広島アンデルセンの通信販売サイト「ANDERSEN net」でも購入できます。広島ならではの魅力が凝縮した「ザ・広島ブランド」認定品です。

賀茂鶴日本酒ケーキ¥1,782(税込)

●ひろしまブランドショップTAUのおすすめギフト その3

尾道市農業協同組合の「因島のはっさくゼリー」

瀬戸内海のほぼ中央に位置する因島。温暖な気候に恵まれたこの島で1860年に発見されたのが、はっさくの原木でした。近所の人が捨てた柑橘の種が自然交配を繰り返して誕生したこの柑橘は、今では因島を代表する農産物になっています。



尾道市農業協同組合のはっさくゼリーは、透明なゼリーの中に黄色の房が浮かんだ涼しげなスイーツ。
因島産はっさくのシャキッとした食感が心地よく、程よい甘みと酸味、ほのかな苦味のバランスが絶妙。喉ごしもつるっとなめらかで、夏の暑さが吹き飛ぶ爽やかな味わいです。
そのまま食べればゼリーとして。凍らせればシャーベットとしても食べられるので、これからの暑い時期にはぴったりです。



因島のはっさくゼリー12個入り¥2,160(税込)

●ひろしまブランドショップTAU

地下1階から地上3階までの4フロアに、地元食材を使った飲食店、工芸品やプロスポーツのグッズコーナー、イベントスペースなど広島の魅力が満載。1階のショッピングフロアでは広島銘菓、食肉加工品、青果、瀬戸内の鮮魚の販売を行っており、広島の食をまるごと味わえます。

住所:東京都中央区銀座1-6-10 銀座上一ビルディング
TEL:03-5579-9952(代表)
営業時間:13:00〜20:00(飲食店舗は各店舗により異なります)
定休日:年末年始
https://www.tau-hiroshima.jp/

■沖縄県のアンテナショップ「銀座わしたショップ本店」のおすすめギフトはこちら

●銀座わしたショップ本店のおすすめギフト その1

勝山シークヮーサーの「勝山シークヮーサー」

“やんばる”こと、沖縄県北部地域で昔から親しまれてきたシークヮーサー。沖縄方言でシーは「酸」、クヮーサーは「食わせる」という意味で、近年は機能性成分として注目を集めるノビレチンやタンゲレチンを豊富に含む柑橘としても知られています。



沖縄の太陽を浴びて育ったシークヮーサーの果汁をまるごと堪能できるのが「勝山シークヮーサー」。収穫時期の早い「青切り」と熟してから採取した「完熟」の2種類があり、「青切り」は爽快な酸味と深みのある苦味が特徴で、シークヮーサーと聞いてイメージする緑色の実の味わいそのもの。一方の「完熟」は黄色に熟した実を絞ったもので、青切と比べて甘さが際立ち、酸味や苦味も控えめです。
水や炭酸で割ってシークヮーサードリンクとして飲むだけでなく、刺身醤油に加えたり、ドレッシングにしたりと使い方は自由自在。沖縄の太陽を浴びて育ったフレッシュな味わいをご賞味あれ。



勝山シークワーサー300ml(青切り・完熟)2本セット¥2,592(税込)


●銀座わしたショップ本店のおすすめギフト その2

沖縄県黒砂糖協同組合の「八島黒糖」

今から約400年前に始まった沖縄の黒糖づくり。かつては沖縄県全域に黒糖工場がありましたが、現在黒糖を製造して県外に出荷しているのは伊平屋島、伊江島、粟国島、多良間島、小浜島、西表島、波照間島、与那国島の八島のみです。



島ごとの製法はほとんど一緒ですが、サトウキビの品種や栽培方法、土壌や気象条件などが異なるため、伊平屋島はほろ苦く、粟国島はまろやか。多良間島は硬めで、波照間島はごろっと大粒でシャリシャリ系といったように、味、香り、食感、色は千差万別。個性豊かな八島の味わいが集合したギフトセットは、八島それぞれの自然や文化をモチーフにしたパッケージもキュート。ひと口ほおばれば、サトウキビの葉が風で波打つ沖縄の情景が思い浮かんできそう。



八島黒糖400g(50g×8袋)¥1,701(税込)


●銀座わしたショップ本店のおすすめギフト その3

沖縄農園の「パイナップルカステラ」

一年を通して暖かい沖縄はトロピカルフルーツの名産地。せっかく贈り物を選ぶなら、思いっきりトロピカルな味を選んでみてはいかがでしょうか。



沖縄の地域性を活かした焼き菓子を得意とする沖縄農園の「パイナップルカステラ」は、その名の通りパイナップル尽くしのカステラ。卵をたっぷりと使用した生地には荒く刻んで食感を残したドライパイナップルがたっぷり練り込まれており、カステラの上にも輪切りのドライパイナップルが大胆にトッピングしてあります。ドライパイナップルを使用しているので生よりも味わいが凝縮しており、卵の優しい風味のなかで、パイナップルの甘みや酸味がしっかりと感じられるのが特徴です。ふわふわ・しっとりの生地の中で粗刻みのパイナップルがアクセントになり、食感も絶妙。噛みしめるたびに爽やかな南国の風が吹き抜けていきます。

パイナップルカステラ¥1,296(税込)

●銀座わしたショップ本店

今年4月に地下売り場をリニューアルし、泡盛売り場を拡大するとともに演奏ステージなどを新設。泡盛は約800種と都内随一の品揃えを誇り、試飲会などのイベントも不定期に実施されています。店内には沖縄ならではの生鮮食品、スイーツ、調味料が並び、東京にいながらにして沖縄気分が味わえます。

住所:東京都中央区銀座1-3-9 マルイト銀座ビル
TEL:03-3535-6991
営業時間:10:30〜20:00
定休日:年末年始
https://www.washita.co.jp/info/