秋の味覚をまるごと味わう 季節限定の和菓子が登場
“菓子”といえば思い浮かぶのは、どら焼き、饅頭、ケーキ、チョコレートなど多種多様な食べ物。でも、古くは果実や木の実を表す言葉だったということをご存知でしょうか。 そんな“菓子”の原点、果実の味や形を生かした和菓子作りを得意とする「宗家 源 吉兆庵」から、秋の味覚を味わう季節限定品が登場しました。
果実をまるごとひとつ使って季節ならでは姿・形・味わいを表現する「果実菓子 自然シリーズ」から登場したのは、長野県産の市田柿を使った「粋甘粛(すいかんしゅく)」。白あんを詰めた干柿を羊羹で薄く包み、もち米を細かく砕いた“みじん粉”をまぶした和菓子です。 一口大に切って口に含むとまず感じるのは、市田柿のもっちり・しっとりとした絶妙な食感。その心地よい食感を追いかけるように、白あんのすっきりした甘さと調和した豊かな柿の風味が広がっていきます。
そして、同じく「果実菓子 自然シリーズ」から登場するのが「御前栗(ごぜんぐり)」。じっくりと甘炊きした栗まるごとひとつを栗あんとお餅で包み込み、表面に栗そぼろをまぶしたもので、こちらは9月下旬より発売。 栗本来の味わいを生かしながら炊き上げた一粒栗、なめらかで風味豊かな栗あん、口溶けがよく滋味深い栗そぼろ。三者三様の栗の味わいを一粒で堪能できる栗づくしのお菓子です。
また、これら「果実菓子 自然シリーズ」の他にも、柿や栗を使用した季節限定の和菓子を発売中。
左上から時計回りに) 国産栗を使用。栗の濃厚な味わいが楽しめる水羊羹「まろみ栗」。 刻み栗入りの栗羊羹と小豆羊羹を2層に仕立てた「雅栗(みやびぐり)」。 愛媛県産あたご柿の果肉を鳥取県産西条柿のゼリーで閉じ込めた「花熟柿(はなじゅくし)」。 口の中ですっとほどけて、栗本来のほっこりとした美味しさが広がる「栗きんとん」。
商品は全国の直営店、百貨店、公式オンラインショップで購入可能ですが、商品によって終売時期が異なるのでご注意を。 秋の味覚を代表する柿と栗。2つの“菓子”を使った和菓子で、日本の秋を味わってみませんか。
左から) 粋甘粛 1個¥584 御前栗 1個¥378(9月下旬より発売)
左上から時計回りに) まろみ栗 1個¥324(10月中旬まで) 雅栗 1個¥195(11月中旬まで) 花熟柿 1個¥864(9月下旬まで) 栗きんとん 1本(2個入り)¥648(10月末まで) ※価格はすべて税込み
●宗家 源 吉兆庵 銀座本店
住所:東京都中央区銀座7-8-9 TEL:03-5537-5457 営業時間:10:00~21:00(土・日・祝 10:00~19:00) 定休日:無休 http://www.kitchoan.co.jp/site/