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東京・三軒茶屋のバーで味わう 造りたての「どぶろく」

東急田園都市線・三軒茶屋駅から徒歩約4分。活気あふれる商店街の一角で、先月7月28日にお酒と創作タパスが楽しめるバー「Whim SAKE & TAPAS」がオープンしました。



じつはこのお店、ただのバーではありません。
店内を見渡すと異彩を放っているのが、ガラス窓越しに目に入る4つの醸造タンク。これらは単なる飾りではなく、実際に稼働しているもの。日本酒造りの伝統を取り入れたお酒を作り出すベンチャー企業「WAKAZE」が手がける「Whim SAKE & TAPAS」は、醸造タンクのすぐ脇で造りたてのフレッシュなお酒が飲める"醸造所バー”なんです。



醸造所で造られているのは、コクのある甘さとすっきりした酸味のバランスが絶妙な「どぶろく」。味わいも香りも豊かな、造りたてならではのフレッシュな風味を堪能できます。ほかにも、独特の香りが楽しめる「玄米酒」や人類最古の酒ともいわれる「蜂蜜酒」などの醸造も予定しているそう。



これら自家製酒のほかにも、オーク樽の深みのある香りで日本酒ならではの酸味と甘味をまろやかにまとめあげた、ワイン樽熟成日本酒「ORBIA(オルビア)」。伝統的な日本酒の製法を踏襲しながら、お米の発酵段階で山椒や柚子などのボタニカルを加えることでこれまでにない味と香りの調和を生み出したボタニカルSAKE「FONIA(フォニア)」など、WAKAZEが造り出した個性的なお酒も飲むことができます。

そんなお酒をさらに美味しくしてくれるのが、WAKAZEの地元・山形県庄内産の食材を使った創作タパス。



夏のメニューは、甘い香りと豊富なうま味が特徴の庄内名物の枝豆「だだちゃ豆」をたっぷり使った「フムスディップ」。庄内平野にある井上農場で栽培された味の濃い「樹熟トマト」に魚介のマリネを詰めた「ファルシ」など、庄内地方の大地の恵みを感じられるラインナップ。お酒との相性を考えた料理が用意されています。

日本の酒文化をさらに豊かなものにするべく、世田谷区の中心地・三軒茶屋に誕生した、醸造所バー。東京ではなかなか出会えない造りたての「どぶろく」を味わいながら、酒造りの魅力に触れてみませんか?

【夏のメニュー例】
自家製どぶろく¥600
SAKEベンチャーWAKAZEのお酒¥850〜
庄内名物”だだちゃ豆”のフムスディップ¥600
井上農場の樹熟トマトのまるごとファルシ¥850
豚ポーロ 豆鼓の効いたバルサミコソース¥1,500


●Whim SAKE & TAPAS

住所:京都世田谷区太子堂1-15-12
TEL:03-6336-1361
営業時間:18:00〜24:00(オープン後約1ヶ月は23:00まで)
定休日:水曜
https://www.facebook.com/WhimSakeandTapas/