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発酵のある暮らし”を提案する アンテナショップが7月1日開店

蒸した大豆、炒った小麦、種麹で造る「しょうゆ麹」に食塩水を加えて、麹菌、乳酸菌、酵母の力を借りて発酵・熟成。半年から1年かけてじっくりと寝かせると「しょうゆもろみ」ができあがります。私達が普段味わっている「しょうゆ」は、この「しょうゆもろみ」を搾って火入れしたもの。その深い味わいと香りは、しょうゆの造り手だけが知っている味わいでした。
そんな「しょうゆもろみ」をはじめ、“新しい食との出会いを楽しむ”をコンセプトにした商品を取り揃える「発酵のある暮らし こころダイニング吉祥寺店」が7月1日にオープン。江戸時代からしょうゆを造り続けてきた、キッコーマンが手がけるアンテナショップです。



店内で注目したいのが、「こころダイニング 発酵のちから」シリーズの調味料。ラインナップはシンプルな「しょうゆもろみ」をはじめ、しょうゆもろみに花椒とレモン皮を加えて中華風に仕上げた「もろみ花椒」、アーモンド、オニオン、ガーリックの香ばしさがしょうゆの風味と絶妙にマッチした「サクサクしょうゆアーモンド」など全5品。あえる、揉み込む、炒める、煮るなど、調理過程に取り込むだけで食材のアレンジの幅が広がります。



左)味噌の代わりにも使える深いコクが特徴。発酵熟成されたうま味を堪能できる「しょうゆもろみ」。
右)しょうゆもろみとしょうゆをブレンドし、大豆や大麦などをプラス。炊きたてご飯にそのまま乗せて食べたい具材入り調味料「しょうゆの実」。



店内では試食をしながら調味料が購入できるほか「食でこころとからだをととのえる」料理セミナーも開催。「しょうゆもろみ」などの調味料を使い、旬の食材の下ごしらえや調理法のコツ、さらには季節の素材が持つ力などについて、聞きながら食事をする、デモンストレーション形式で学ぶことができます。
しょうゆ、味噌、納豆、鰹節、ぬか漬けなど、日本の食文化にとって欠かせない発酵食品。普段何気なく摂っている食べ物に秘められた「発酵の力」に改めて注目してみませんか。




左から)
こころダイニング 発酵のちから 白ごまもろみ170g¥880、
同 もろみ花椒170g¥880、
同 しょうゆもろみ175g¥780、
同 しょうゆの実100g¥780、
同 サクサクしょうゆアーモンド90g¥850
(すべて税込み)


●発酵のある暮らし こころダイニング吉祥寺店

住所 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-10-5
営業時間 11:00〜20:00
定休日 無休(お盆、年末年始を除く)
TEL:0422-23-0071(店舗、料理セミナーについてのお問い合わせ)
TEL:0120-850904(商品についてのお問い合わせ)
https://cocoro-dining.co.jp/