一年の始まりをお祝いする 干支をあしらった本みりん
料理にまろやかな甘味を加え、コクとうま味を引き出す「みりん」。実は、江戸時代初期の頃までは女性やお酒の味が苦手な人が飲む「甘いお酒」だったそう。現在のように調味料として使われるようになったのは、日本料理というジャンルがほぼ完成し、和食の店が大繁盛した江戸時代中期のこと。みりんは初めのうちは鰻のたれやそばつゆに使われ、次第に様々な料理に活用されるようになり、やがて和食に欠かせない調味料になったのです。
三河みりん発祥の地とされる愛知県碧南市に蔵を構える九重味淋は、みりんにとって大きな転換期である江戸時代中期・1772年に創業。現存するなかでは世界最古の本みりん専業メーカーです。みりんの歴史を体現するこの老舗店から、2018年の干支「戌」をあしらった、限定ラベルの本みりんが発売されました。
原材料はもち米、米こうじ、本格米焼酎と、すべて国内産。創業当時から現在まで受け継がれる昔ながらの製法でじっくりと醸造された本みりんはうま味・甘味が深くて雑味が少ない、キレの良い味わいが特長。まろやかな美味しさが、料理をいっそう美味しく仕上げてくれます。 また、この限定本みりんには数種類の生薬を調合した「屠蘇散」が付いているので、本みりんに浸せば手軽に「お屠蘇」が作れます。限定ラベルの見た目も縁起が良く華やかで、年賀のご挨拶品にも最適な一本。江戸時代からの伝統が息づく本みりんでおせち料理を作り、お屠蘇を用意し、明るい新年をお迎えしましょう。
本みりん九重櫻(干支ラベル)500ml屠蘇散付き¥1,080(税込)
●九重味淋
TEL:0566-41-0708 http://kokonoe.co.jp/