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明治2年創業の蔵元の自信作 全国でも珍しい風穴熟成純米酒

奥穂高岳を最高峰として連なる北アルプス。この雄大な山脈を正面に、かつて信濃国と飛騨国を結んでいた旧野麦街道沿いに、稲核(いねこき)と呼ばれる地域があります。
この地に数多く存在しているのが冷えた空気が岩石の隙間から吹き出る「風穴」。風穴に接続して建てられた風穴小屋は、年間を通じて約8℃を保たれているとか。いわば、天然の冷蔵庫です。



明治期より営々と活用され続けてきた稲核の風穴は、全国に数ある風穴の中でも稀な存在。生糸の生産が盛んだった明治時代には蚕の卵を保存するために盛んに活用され、全国各地から蚕紙を買い付けに業者が来たそう。電気を使わないで冷温保存ができるというのは、まさに自然がもたらした神秘。この貴重な恵みを利用して清酒を貯蔵し、夏の暑さを避けて熟成させた純米酒の蔵出しが、9月11日より開始されました。



アルプスの清らかな伏流水で仕込み、涼やかな風穴の中で約半年をかけてじっくりと熟成させその純米酒の名前は「秀峰アルプス正宗 風穴貯蔵純米酒」。味わいはきりっとした辛口で、後味はすっきり。あっさりとした料理ともこってりとした料理ともよく合います。
昨年、「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」金賞を受賞したこの一本。ぜひとも薄くて口当たりの良いワイングラスを用意して、大自然の神秘が作り上げた繊細な風味を楽しみましょう。






秀峰アルプス正宗 風穴貯蔵純米酒
720ml¥1,250
1.8L¥2,500
※価格は税込


●亀田屋酒造店

TEL0120-47-1320
http://www.kametaya.com/