六本木一丁目に新規オープン出汁つゆで食べるしゃぶしゃぶ
六本木の喧騒から離れ、穴場的な店が建ち並ぶ六本木一丁目。各国大使館や有名ホテルにもほど近いこの地に今年誕生した駅直結の新ランドマーク「六本木グランドプラザ」に、10月3日、「京都丸太町つゆしゃぶ CHIRIRI六本木店」がオープンしました。
格子戸を開けて店に入ると目に飛び込んでくるのが、京都を拠点に活動する壁画家・木村英輝氏が手がけたダイナミックな赤虎の絵。着物のスタッフに案内されて畳敷きの店内を進めば、ゆとりのある個室空間が迎えてくれます。
客室は全て個室でゆっくりと落ち着いて食事ができるため、会食や接待にも最適。最大で60人まで入れる部屋も備えており、六本木一丁目では希少な大人数で入れる店として、これからの宴会シーズンにも大活躍しそうなしゃぶしゃぶ店です。
そんなこの店で味わえるのが、京都と滋賀の味覚の融合。素材を生かす京料理の心配りを随所に散りばめた近江八幡伝統の味です。なかでも自慢とするのが、滋賀県にあるグループ本家の日本料理店「ひょうたんや」で生まれた「つゆしゃぶ」。
ポン酢やごまだれといった一般的なたれに代わり、鰹節や昆布など数種の素材で出汁をひいた、本家直伝「特製五段仕込み」の温かいつゆで食べるしゃぶしゃぶです。
極薄切りの豚肉をお湯にくぐらせて、店名のように「ちりっちりっ」とちぢれたら上げどき。つゆを絡ませて口に運べば、豚肉とつゆのうま味が渾然一体になって広がります。つゆが温かいのでお肉が固くならず、とろけるような食感が楽しめます。
また、薬味としてたっぷり用意された白ネギや柚子唐辛子と共に食べれば味の雰囲気はがらりと変化。すっきりと爽やかな辛味と香りが食欲を刺激し、食がさらに進みます。
さらに、〆で頂けるのは滋賀県鈴鹿山系の湧き水で打った「近江蕎麦」。日本蕎麦のルーツともいわれる伝統の蕎麦とつゆの相性はまさに絶品で、満腹でもするっと入ってしまいます。
つゆしゃぶでは京都のブランド豚「京都ぽーく」と、岩手のブランド豚「プラチナポーク」の2種類の豚肉がラインナップされています。
また、牛肉は日本三大和牛のひとつ「近江牛」を厳選。高い霜降り度合いと芳醇な香り、きめ細かくて柔らかな肉質が特徴の滋賀県を代表するブランド牛です。
口に入れただけで脂がとろけてしまう近江牛しゃぶしゃぶは、温かいつゆではなくポン酢とごまだれで頂きます。温まる程度に火を通して食せば、極上の牛肉の脂の甘みが際立ったまろやかな美味しさが口いっぱいに広がります。
寒くなるにつれ、恋しくなる鍋料理。気の合う仲間と立ちのぼる湯気を囲んで鍋をつつき、絶品のお肉の美味しさを分かち合えば、身も心も温まることでしょう。
〈ランチ〉
つゆしゃぶコース¥2,200〜
近江牛しゃぶしゃぶランチ¥5,500
ディナー〉
つゆしゃぶコース¥5,500〜
近江牛しゃぶしゃぶコース¥9,000〜
プラチナポーク白金豚・近江牛食べ比べコース¥8,000〜
※価格は税込(夜は別途サービス料10%)
●京都丸太町つゆしゃぶ CHIRIRI六本木店
東京都港区六本木3-1-25 六本木グランドプラザ2F
営業時間
11:30〜14:00、17:00〜22:00(フードL.O.21:00、ドリンクL.O.21:30)、
土日祝11:30〜14:00、17:00〜21:00(フードL.O.20:00、ドリンクL.O.20:30)
定休日 不定休
TEL03-6435-5857
http://www.chiriri.co.jp/