ルネッサンス リゾ－ト ナルトの 「鳴門海峡一本釣り紅葉鯛会席」

徳島県鳴門市と兵庫県淡路市の間にある鳴門海峡は、紀伊水道と播磨灘がぶつかる日本一早い潮流で有名。潮の干満差が大きい春と秋の大潮の日は、とくに大きな渦潮を見ることができる“うずしおの旬”と呼ばれています。

この海域で獲れる鳴門鯛（真鯛）は、激しい潮流にもまれるため骨の節にこぶを持つものもいるほどで、身が引き締まっていて脂ののりもほどよく、格別に美味しいと評判です。
なかでも、産卵を控えた春に水揚げされる鯛は“桜鯛”と呼ばれ、しっとりとした脂を蓄えて一層おいしくなると言われていますが、実は、さらにおいしいとされる季節が晩秋なのだそう。

冬の寒さを乗り越えるために餌をたくさん食べて太り、うろこの赤みが増してくる時季は“紅葉鯛”と呼ばれ、脂がのりつつ上品な旨みが凝縮されていて最高に美味しいと珍重されています。

鳴門市では、主にタイ網と呼ばれる定置網や手釣りによる一本釣り漁が行われていますが、江戸時代に鳴門の漁師がてぐす（釣り糸）を考案したところから始まった伝統漁法の一本釣りは、網漁のように鯛同士がぶつかり合ったり網で擦れたりすることがないため鯛へのストレスや酸欠が少なく、一尾ずつ釣り上げて手早く〆ることで何よりも鮮度抜群。霜ふり脂肪分が豊富な点が美味しさの秘密だそうです。
そんな極上の一本釣り天然紅葉鯛を期間限定（9/1~11/30）で堪能できるのが、ルネッサンス リゾート ナルト内の日本料理「鳴門」です。

鯛皮せんべいや鯛紅葉和えなどの前菜から、土瓶蒸し、姿造り、かぶら蒸し、カマ塩焼、鯛しゃぶ、鯛香草揚げ、鯛南蛮と続き、締めは珪藻土鍋で炊き上げた鯛飯と、しゃぶしゃぶの出汁でお茶漬けに……という鯛尽くしの会席コースが用意されています。
（「鳴門海峡一本釣り紅葉鯛会席」￥11,800〈税・サービス込み〉３日前までに要予約。料理内容は一部変更になる場合あり。）

同期間中は、「冷やおろしで愉しむ鳴門海峡一本釣り紅葉鯛会席」宿泊プラン（１泊２食付き２名１室利用の場合１名¥26,000＋入湯税¥150～）もあるので、渦潮見学を兼ねて最上級の鯛料理を味わう旅に出かけてみては。

※価格は税込みです

●ルネッサンス リゾート ナルト

☎088-687-2580(代表)　
www.renaissance-naruto.com