連続特A評価の新米が早くも登場! お米好き絶賛の佐賀のブランド米
- 近年注目度が高まっている九州のお米ですが、なかでも佐賀県は日本屈指の米どころとして有名。北は玄界灘、南は有明海の2つの海に面し、県面積の3割を占める広大な佐賀平野が広がる、豊かな自然と温暖な気候に恵まれた風土は、まさに米づくりにはうってつけ。有明海の干拓によって広がったミネラル豊富な平野を中心に栽培されているお米は、現在7種類。
8月2日には28年産佐賀米の先陣を切って特別栽培米「七夕こしひかり」の新米が、JAさが白石地区から県内、九州、関西、関東地方に出荷されました。旧暦の七夕(8月7日前後)に収穫されることから命名された「七夕こしひかり」は、減農薬・減化学肥料で佐賀県特別農産物認証を受け、県内で最初に収穫される超早場米。お盆前の暑い最中に刈り取るため、収穫後2時間以内に風による乾燥を行う品質にこだわったお米で、柔らかくて粘りが強く、甘みのバランスがよいのが特徴。
佐賀県のコシヒカリは、日本穀物検定協会の「米の食味ランキング」で3年連続特A評価を受けています。今年の「七夕こしひかり」も大粒で弾力があって美味しいと生産者のお墨付き。美味しい新米がこんなに早く味わえるのは、お米好きにはうれしい限りです。
コシヒカリの出荷を皮切りに、秋に向けてさまざまな品種の収穫が始まりますが、佐賀米の中でもとくに注目されているブランド米「さがびより」についても触れないわけにはいきません。
近年の気候変化にも対応できるよう夏の暑さに強く、品質、食味ともに優れた新しい品種を目指して10年もの歳月をかけて開発し、平成21年にデビューした新銘柄ですが、平成22年産からなんと6年連続特A評価を獲得。佐賀米の「天使の詩(うた)」と「あいちのかおり」をかけ合わせ、粒が大きく、つやつやとした光沢とモッチリした食感を実現。甘みと豊かな香りを兼ね備えた佐賀米を代表する銘柄へと成長しました。炊きたてはもちろんのこと、時間がたっても美味しいのも特徴のひとつで、おにぎりやお弁当にもおすすめ。新米の発売は11月上旬の予定だそう。実りの秋はごはんが進む季節。東京ではまだあまり知られていない佐賀の極上米をぜひ一度お試しあれ。