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食の国日本〝食〟プロデューサー 松田龍太郎ブログ

Foodnia Japan 食の国 日本 連載 第87回

北海道すすきので大人気! 大人の牧場「ミルク村」

今年は暖冬というべきか。1月、2月と例年以上に雪が少なく、このブログでもいくつか報告させていただいたが、北海道についても雪は、非常に少なかった印象だった。特に2月に、道路の雪面が削れ、12月初冬あるいは4月上旬のような景色が広がっていたことが、印象的だった。

そんな暖冬の北海道ではあったが、まさに初夏のように、ワイワイガヤガヤと賑わう牧場に足を踏み入れた。場所は札幌市「すすきの」の飲食ビルだった。

その名も「北海道ミルク村」だ。エレベーターを降りると目に飛び込んでくる、キャッチーな入り口。いわゆる飲食店やバーが連なっているビルのフロアで異彩を放っているのだが、入ってみると、異質な空間が広がっていた。

なんとそのミルク村、20−30代の女性で満席!というバー業態だったのだ。しかも席と席の幅が狭く、席数以上にお客様が座っている。僕らも3名席の大きさの場所に、大人5名で座って、この牧場を楽しむことにした(笑)

座るとまず、スタッフがジョッキグラスにたっぷり入れ込まれたソフトクリームを運んできた。「このソフトクリーム、おかわりは1回目まで可能です。是非」と。

こんな量は食べ切れないだろうと、一口口(くち)に運ぶと、バニラ味ではなく、どこかからバナナのような、甘さを感じた特徴的なソフトクリームだった。そのソフトクリームを頬張りながら、パンケーキや、お菓子が次々と運ばれてくる。「二口目はこちらと合わせてソフトクリームを頬張ってください」と。そこからスイスイと、あっという間に1杯目のソフトクリームが無くなろうとしている。いささか驚いた……。

さて、ミルク村は前述、「バー業態」と書いた。実はここの醍醐味はこのソフトクリームと、リキュールを合わせて飲む(食べる?)という仕組みを提供している。お店のカウンターでは、100を超えるリキュールが並べられ、ミニグラスに入れられて運ばれてくるのだ。お菓子の次は、リキュールの嵐が続く。ブランデーやウィスキーが国内外のものが揃っており、それを2、3種選択する。

バーのメニューは、たったの2つ。Aセットは「カップアイスクリーム(ソフトクリーム)」「リキュール2種」「クレープ、ヨーグルト、キヌア、ラムあずき(絶品!)」「コーヒー」で¥1,390円+税、Bセットは「カップアイスクリーム」「リキュール三種」「コーヒー」で¥1,390+税(2020年3月現在)。

大人の牧場……とはよく言ったものですが、ソフトクリームとリキュールのマッチングが非常に相性良く、それでいて、女性受けが良いというのが印象的でした。

冬の北海道といえば、まさに冬景色一色ではありますが、こうした牧場めぐり?も「すすきの」あたりでチャレンジするのも大人的にアリかもしれません。昼から営業しています(笑)

店舗情報:ミルク村 SAPPORO本店

北海道札幌市中央区南四条西3-7-1 ニュー北星ビル6F

定休日:月曜

営業時間:火・木~日/13:00~23:40(L.O.23:00)水/17:00~23:40(L.O.23:00)

松田龍太郎

松田龍太郎

2010年より株式会社oiseau(オアゾ)を設立。主に食にまつわる事業開発・店舗開発では、これまで50店舗以上を手掛け、一方企画・プロデュースの分野では、元テレビ局カメラマンとして、食に限らずメディア、PRコンテンツの発信、企画展開を得意としている。2020年4月より「奈良蔦屋書店」2階に「ブラッスリーアンド カフェ ウグイス」として新たなポップアップレストランを、そして同じく同月、青森県弘前市に開館予定「弘前れんが倉庫美術館」に付帯するカフェ「CAFE & RESTAURANT BRICK」を、それぞれ立ち上げ、運営・事業を作り上げている。
http://www.oiseau.co.jp