和食STYLE

〈東京吉兆×子どもの食卓〉大人と子ども、それぞれの美味しさを追求した “ハレの日” の「富喜寄せ弁当」

見た目はそっくりだけど、子ども用(写真右)は薄味で具材もひと工夫

繊細な子どもの味覚に合わせたやさしい味付けと、安心・安全な食材にこだわる幼児食ブランド「子どもの食卓」が、日本料理の老舗・東京吉兆とのコラボレーションで、ひなまつりや進級のお祝いなど “ハレの日” にぴったりな「富喜寄せ弁当」を完成させました。

3月3日(水)から3月9日(水)まで、伊勢丹新宿店の催事「子どもたちに伝えたい食のこと」で期間・数量限定発売される富喜寄せ弁当は、大人用と子ども用の見た目がそっくり。子どもの食卓の素材や味に対するこだわりと東京吉兆が培ってきた伝統の技が融合した、彩り豊かで滋味あふれる春らしいひと折です。

大人用は、東京吉兆の定番「吹き寄せ寿司」に鯛の塩焼きなどのおかずをプラス

メインは、東京吉兆で人気の定番「吹き寄せ寿司」。海老の赤、玉子焼きの黄、れんこんの白、どんこ椎茸の黒に、菜の花が緑を添えて、目にも鮮やか。ふっくらと焼き上げた穴子も食欲をそそります。大人用の富喜寄せ弁当は、この華やかなちらし寿司に、鯛の塩焼き、筍の木の芽和え、帆立おかき揚げ、松風をプラス。箸休めの昆布煮と生姜の酢漬けも絶品で、どれもお酒によく合います。

子どもの舌は大人よりも敏感だから、子ども用は素材本来のうま味を生かしたやさしい味付けに

子ども用は、酢飯と一緒に食べやすいよう玉子焼きは錦糸玉子に。干し椎茸だと噛み切れない子もいるので生の椎茸を甘く煮て、小骨が心配な穴子ではなく鶏肉を子どもの食卓特製の「万能だれ」に漬けこんでから低温調理。苦みのある菜の花はきぬさやに変更しています。おかずは小松菜したし、マスの万能だれ揚げ、塩もみカブ。どれも薄味ですが、素材やお出しの味がしっかり感じられるから、大人もおいしくいただけます。

大人用はボリュームがあるので、小食なママやおじいちゃん、おばあちゃんは、子ども用がちょうどいいかもしれません。

大人も子どももいろいろ大変だったこの1年。無事に過ごせたことと子どもの成長を祝い、お互いに「1年間、お疲れさま!」の思いも込めて、この春は富喜寄せ弁当でほっとするひとときを過ごしませんか?

〈東京吉兆×子どもの食卓〉「富喜寄せ弁当」
大(大人用/白折)、小(子ども用/黒折) 大小セット 5,940円、小のみ 2,160円(税込)
※数量限定、大のみの販売はなし

伊勢丹新宿店 催事「子どもたちに伝えたい食のすばらしさ」
期間 3月3日(水)~3月9日(火)
場所 伊勢丹新宿店 本館地下1階 フードコレクション(催物場)
問い合わせ 伊勢丹新宿店 TEL 03-3352-1111 大代表
オンラインストア
https://www.mistore.jp/shopping/product/900000000000000001609525.html
※オンラインストア予約受付は大小セット販売、店頭受取のみ。2月26日まで

子どもの食卓 https://kodomonoshokutaku.com/

構成 山本千尋