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タケムラダイの日本全国・美味しい冷食
第二十三回 みろくや×岩崎本舗「大とろ角煮ちゃんぽん」

第二十三回 みろくや×岩崎本舗「大とろ角煮ちゃんぽん」

長崎の味を伝承する2社が夢のコラボレーション!

以前、本連載にて岩崎本舗の「ながさき角煮まぶし」という商品を紹介させて頂いた。
詳しくは過去回をご覧頂きたいのだが、岩崎本舗について改めて簡単にご説明をしておこう。
岩崎本舗は昭和40年創業の長崎県の地元企業で、郷土料理である「角煮」を饅頭で包んだ「ながさき角煮まんじゅう」は県の特産品としても高い人気を博している。

そんな、長崎の伝統的な食文化を守り、発展させ続けている岩崎本舗が「郷土の味を伝承する」という同じ志を持った別の企業とコラボ商品を展開していると聞きつけ、それは必食せねばとすぐに取り寄せたのが、こちらの「大とろ角煮ちゃんぽん」である。

「ちゃんぽん」は言わずと知れた長崎県を代表する郷土料理かつ、県民のソウルフードであり、全国的には「長崎ちゃんぽ〜ん♪」という軽快なCMソングでお馴染みの某有名チェーン店が真っ先に頭に思い浮かぶ方も多いだろうが、こちらの商品を製造している「みろくや」もオンラインショップの他、全国各地の百貨店や空港、サービスエリアなどに店舗を構え、家庭で本場のちゃんぽんを手軽に楽しめるよう、製法に独自の様々な工夫を重ねている有名な企業なのだ。

角煮とちゃんぽんという、長崎郷土料理の二大看板を同時に楽しめる「大とろ角煮ちゃんぽん」。
岩崎本舗の「ながさき角煮まんじゅう」や「ながさき角煮まぶし」の美味しさについては既知であったが、みろくやのちゃんぽんに関しては初めましての状態だったので、角煮との相性含め、実食前は多少の不安もあった。
だが、一口目のスープをすすった瞬間に、それが杞憂であったと知らされる。

豚骨ベースの白濁したスープに魚介の旨味が加わった、あっさりとしながらもコク深く奥行きのある味わいが一瞬で口中を駆け巡っていく。
小麦の風味をしっかりと感じられる、やや太めのちゃんぽん麺と、キャベツ・もやし・たまねぎ・しいたけ・豚肉・イカ・かまぼこといった豊富な具材。
これらの一体感も申し分ない。

単品としても完璧な出来栄えのちゃんぽんに、岩崎本舗の大ぶりな大とろ角煮が一切れ、メインディッシュとして私を待ち構えている姿はまさに圧巻。

厳選された豚肉を、繰り返し継ぎ足した秘伝のタレで6日間かけて煮上げたとろけるほどに柔らかい角煮。
これをひと齧りした後、すぐさま麺とスープをすすってみれば、甘辛いタレと豚肉の旨み、豚脂の甘みがスープとのえも言われぬ一体感を作り出してくれるではないか!

スープまで飲み干す事は、年齢的にも少なくなった私ではあるが、あっという間に丼ぶりの底が見えてしまった。
美味しいもの同士を単純に組み合わせたからといって、必ずしも2倍の美味しさになるとは限らないわけだが、この「大とろ角煮ちゃんぽん」に限っては、2倍以上の相乗効果を生む、最高のハイブリッド冷食なのである。

タケムラダイのワンポイントアドバイス!

味変のちょい足しには柚子胡椒がオススメだが、県民の中には皿うどんに使用する「ウスターソース」をかける方もいるそうなので、勇者はチャレンジしてみるべし!(ちなみに私は試していないので悪しからず)

タケムラダイの冷食品評

美味しさ:自信をもってオススメできる商品のみ紹介するので基本的には星5。(星5超えがあるかも?)
入手のし易さ:数量限定品や季節限定品などは星が少なくなる。
デザイン性:パッケージや盛り付けなど、商品としての美しさ。
ボリューム感:成人男性基準での満腹度。
調理の手間:調理の手間が簡単であればあるほど星が多い。

【評価】

美味しさ ★★★★★

入手し易さ ★★★★

デザイン性 ★★★

ボリューム感 ★★★★

調理の手間 ★★

今回紹介した冷凍食品

商品名:大とろ角煮ちゃんぽん
製造者:みろくや×岩崎本舗
価格:1,080円(税込)
公式ページ:https://www.mirokuya.co.jp/(みろくや)、https://0806.jp/(岩崎本舗)
購入できる場所:店舗、オンラインショップ
販売店一覧:https://www.mirokuya.co.jp/user_data/store/whole
オンラインショップ:https://www.mirokuya.co.jp/user_data/onlineshop

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タケムラダイ

冷凍食品マイスター/電子レンジ料理研究家/フードコンサルタント

商品プロデュース業で多忙を極めていた際に、手軽で便利で美味しい冷凍食品と出会い、その魅力に取り憑かれる。毎日欠かさず、20年以上に渡って冷凍食品を食べ続ける筋金入りの冷凍食品マニアとして知られるようになり、テレビやラジオ、雑誌など多数のメディアに出演。現在は通算10000食以上の冷凍食品を食べた経験を活かし、冷凍食品のプロデュースやアレンジレシピの考案、食品メーカーや飲食店などのメニュー開発を手掛けるなど、料理研究家としての活動も多岐に及んでいる。

Twitter:@dai_takemura
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近著『1万食の冷凍食品を食べつくしたプロが考えた!! プラス1食材でバリエーション無限大! 冷凍食品アレンジ神レシピ大全』(宝島社)