新発売の日本ワインで楽しむ和食とのマリアージュ
近年、国内で酒類の消費が伸び悩むなかで拡大しているのがワインの消費量。輸入ワイン、国産ワインのどちらも人気が高く共に消費が伸びていますが、実は国産ワインには表示に関するちょっとした問題点があります。
EU諸国をはじめ、世界の主要なワイン産出国にはワインの表示ルールを定めたワイン法が規定されています。
しかし日本にはそのようなルールがないため、海外から輸入したぶどうや濃縮果汁を原料としても、日本で製造されていれば「国産ワイン」と名乗れるのです。
これまでは業界の自主基準によって、原料の産地を問わず国内で製造したものは「国産ワイン」、国産ぶどうを原料に国内で製造した“純粋な国産ワイン"を「日本ワイン」と呼び分けられていました。
しかし近年、純粋な国産ワインの品質向上により国際コンクールで受賞するものが登場してきたこともあり、2015年に国税庁によって公式な表示ルールが定められました。正式な「日本ワイン」の誕生です。
この日本ワインの表示ルールが適用されるのは策定より3年後の2018年10月からですが、2009年の時点で「日本ワインは日本のぶどうで造ったワインとする」と表明するなど、以前から日本ワインに力を入れてきたのがサントリーワインインターナショナルです。
山梨県甲斐市にある「サントリー登美(とみ)の丘ワイナリー」は、サントリーが誇るワイナリーのひとつ。
雨が少なく昼夜の気温差が大きいという、ぶどう栽培にとって理想的な気候を持つこの地で、日本固有種の「甲州」や「マスカット・ベーリーA」のほか、「シャルドネ」や「カベルネ・ソーヴィニヨン」など、11品種のワイン用ぶどうを栽培しています。
11月1日、この農園で実った自家ぶどうのみを使ったサントリーの日本ワイン「登美の丘ワイナリー」シリーズから、新ヴィンテージ2種が数量限定で新発売されます。
ひとつは、サントリー登美の丘ワイナリー定番ブランド「登美の丘」から、ミディアムボディの「登美の丘 赤 2014」。もうひとつは、登美の丘の自家ぶどう園のなかでも最高品質のぶどうだけを使用したフラッグシップブランド「登美」から、フルボディの「登美 赤 2012」です。
どちらも黒系果実の深い香りと樽由来のスモーキーな香り、豊かな果実の味わいとタンニンの存在感がありますが、「登美の丘」は口当たりが柔らかくて飲みやすい、穏やかな味わい。「登美」は深みと繊細さを兼ね備えた、フラッグシップならではのバランスの良い味わいが特徴です。
ワインの特徴といえば、フランス料理にはフランスワイン、イタリア料理にはイタリアワインと、同じ土地の料理との組み合わせで好相性を発揮すること。
それは日本ワインも同じで、日本ワインの穏やかで繊細な風味は日本料理にぴったり。白ワインならお刺身やお寿司。赤ワインなら焼き鳥やすき焼きなどと共に味わって、海外のワインでは体験できない和テイストのマリアージュを楽しんでみては。
サントリー登美の丘ワイナリー 登美の丘 赤 2014 750ml¥3,650【編集部調べ】
サントリー登美の丘ワイナリー 登美 赤 2012 750ml¥12,000【編集部調べ】
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