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新潟県から新しいブランド米「新之助」がデビュー

コンビニ総菜やファストフードの台頭、食生活の欧米化などにより、米離れが進んでいると言われる一方で、米の多様化も進み、いろいろな品種をトライアルできるようになった昨今、よりおいしいお米を追求する人たちも着実に増えています。

そんな中、お米のトップブランド・コシヒカリの産地として名高い新潟で、新品種のお米が誕生したというニュースが話題を呼んでいます。地球温暖化の進行に備えて、平成20年度から新潟県が開発を手がけてきた新品種の名前は「新之助」。
20万株もの品種候補の中から食味が優れた個体の選別、育成を繰り返し、コシヒカリとは異なるベクトルのおいしさを持つお米を開発。食味試験の結果でも、外観、香り、味、粘り、硬さともにトップレベルの評価を得ています。

  • 新之助
  • 新之助

具体的な特徴は、大粒できれいなツヤがあり、ほんのりとした香り、豊潤な甘みとコク、しっかりとした粘りと弾力を併せ持っていること。時間が経っても硬くなりにくく、冷めてもおいしいのでお弁当にもおすすめだそうで、新潟コシヒカリと双璧をなす極上米として期待されています。

一般販売は平成29年秋からの予定ですが、今年の10月中旬から12月末まで、新潟県内をはじめ首都圏、中京、京阪神の百貨店、高級スーパー、お米マイスターのいる米穀店などで試験販売が実施されます。
10月5日からは他店に先駆けて、上記対象地域の三越伊勢丹グループでテスト販売をスタート。
また、新潟県内および三大都市圏の40店舗以上の料理店でも10月中旬から来年1月末まで期間限定で提供を始めるほか、表参道にあるアンテナショップ新潟館ネスパス、新潟グランドホテル、新潟日報メディアシップ内の「静香庵」で通年味わえるようになる予定だそう。詳細は「新之助」公式HPを。

新之助