和食STYLE

「焼⿃アンバサダー」が⾏く︕ 今宵はこの店へ ⑨鳥さみ(東京・亀有)

巧みな火入れで地元の人気店です!

亀有って聞くと、都心或いは城南地区から見ると東京の反対側ってイメージがありますが、大手町から千代田線で25分位。美味しい物を食べに行く時間としては問題なしです(笑)。

亀有と言えば「こち亀」で有名ですが、今では鳥さみじゃないですか!と言うくらいすっかり地元の人気店になりましたね。

私がお店に行った時も、週末の予約は最短で1ヶ月先と言われ待ちに待った訪問でした(笑)

予約は1回転しか取りません。人気店はほとんどが2回転、中には3回転目まで予約を取るお店もあります。この場合、基本2時間制なのでゆっくりお酒を楽しみながらと言うにはちょっと忙しい。時間を気にせずに楽しんで欲しいとの店主の思いがあり、予約は1回転しか取らないそう。 なので早く帰る客がいれば、当日でも入れる事もあるので確認してみるといいです。

店内の亀甲型のカウンター席は亀有だからだっかな??ちょっと記憶は曖昧ですが、焼鳥屋のカウンター席としては珍しい形ですね。

ここの店主は佐美光彦さん。この佐美さんの経歴が凄いんです。学芸大学の鳥おき、目黒にある笹やさん、鳥さわ麻布十番、鳥幸、鷹匠寿にもいた方です。名だたる名店ばかりですね。

中でも笹やさんが今の焼鳥スタイルの基礎になっているそうです。笹やさんは私も好きなお店なので、こちらも好きになるのは必然です!

料理は串が中心のトラディショナルスタイル。鶏の部位に応じて丁度良い火の入れ方を自在に変化させています。野球で言うと変化球を自在に操る技巧派のピッチャーの様ですね!

気が付くとどんどん串も食べ進んでいくし、お酒もぐいぐい飲んでしまいます。その位楽しい雰囲気のあるお店で、この日もカウンター席の隣の初めましての方との会話も弾み、さらに日本酒も進み、何杯飲んだのかも覚えていないくらい気持ち良く酔いしれました(笑)

【評価】

お酒の品揃え ★★★

⽕⼊れ加減 ★★★★★

素材への拘り ★★★★

料理のバリエーション ★★★

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焼⿃アンバサダー

⽇本全国500 軒以上の焼⿃屋に訪問している焼⿃マニアです。さらに場合によっては海外へ⾏っても焼⿃を求めて⾏ってしまう。 何故美味しいのか︖どうしたら美味しくなるのか︖の理由を知りたくなってしまうんですよね。鶏の味って何がどう違うのか︖と疑問に思えば鶏の鶏舎に⾏き、使っている炭によって何が変わるのか︖と疑問に思えば備⻑炭の窯へ。 ⼀⾒とてもシンプルに⾒える焼⿃。でも知れば知るほど、その奥深さに感銘を受けます。
そしてお酒は焼⿃の最⾼のパートナー。特に⽇本酒との相性が良くて拘って飲んでいます。