和食STYLE

THE SHINMONZENでジャン・ジョルジュ氏と和食の融合を楽しむ特別な京都の夜

今年4月、京都祇園にほど近い新門前通りに開業したスモールラグジュアリーホテルTHE SHINMONZEN。白川沿いの好ロケーションに佇む奥ゆかしくもきりりとした風格を感じるそのデザインは日本の現代建築の巨匠・安藤忠雄氏によるもの。
知恩院の参拝道となっている新門前通りには多くの古美術商やギャラリーなどが軒を連ねるアーティスティックなエリアで、祇園の余韻を味わうには絶好のロケーションとなっています。

現在はソフトオープン中で、秋にはダイニングも完成。メインダイニングには、ニューヨークにて13年連続ミシュランガイドの星を獲得しているあのジャン・ジョルジュ氏監修のレストランが開業準備を始めています。
伝統的なフレンチにアジアンやエスニックなどのエッセンスを巧みに取り入れるジャン・ジョルジュ氏、初の京都出店ということで、美食家をはじめ日本の第一線のシェフたちからも熱い注目を浴びています。

現在は宿泊者限定でシェフのおまかせコースを提供。ジャン・ジョルジュ氏のもとで修業したアレクシイ・モコ氏がエグゼクティブシェフとして就任。秋の本格オープンを前に、テイスティングメニューを一部、ご紹介します。

前菜には、純和食といった趣のお刺身の盛り合わせ。と、思いきやここにジャン・ジョルジュ氏秘伝のレシピの「スパイシーホワイトポン酢」が添えられています。程よく脂ののった白身との相性はいうまでもなく。
THE SHINMONZENと姉妹ホテルであるシャトー・ラ・コストのロゼワインとの相性は抜群。

自らを「A citizen of the world」=「わたしは世界人」と称すジャン・ジャルジュ氏、オーセンティックなフレンチのスピリットは持ちつつも、アグレッシブに世界中の素材を使いこなし、食べている側を旅する気分へと誘ってくれます。
スプリングサラダ はケールがいっぱいで疲れた体にビタミンチャージ!スパイシーライム風味のアボカドペーストにペコリーノチーズが見事にマッチング。和牛テンダーロインステーキにはアジアン風情たっぷりのスパイシーなソースが印象的。

客室はわずか9室のオールスイート。アイルランド人のオーナーが世界的なアートコレクターということで、客室や廊下、レセプションなどいたるところに高名な作家のアート作品を鑑賞することができる贅沢な空間。
アートと美食に溺れる、そんな大人の新しい京都の過ごし方を提案してくれる、それがTHE SHINMONZENなのです。

エレベータホールには、はっと目を惹く生け花とアートの融合、凛とした空気感の舞妓さんのアートフォトグラフィーはメアリー・マッカートニーの作品。また全客室ドックフレンドリーなのはまさにヨーロピアンスタイル。

【HOTEL DATA】
THE SHINMONZEN(ザ・シンモンゼン)
〒605-0088 京都市東山区新門前通西之町235
075 533 6553
https://theshinmonzen.com/jp/