和食STYLE

懐かしいけれど、やっぱり美味しい 自分のための「蕎麦ぼうろ」

京都「丸太町かわみちや」の蕎麦ぼうろといえば、特に西日本で育った人からすれば定番中の定番のお遣い物です。
あの缶を見ると、子どもの頃から「なぜか必ずウチにあった」という方も多いでしょう。

「ぼうろ」の歴史は古く、16世紀にポルトガル人が持ち込んだ南蛮菓子がオリジナル。当時は小麦粉に砂糖を入れて練ったものを焼いていました。
これに鶏卵を入れ、蕎麦粉を使って作られたのがこの蕎麦ぼうろです。

関西圏ではあまりにも有名なお菓子なので、トレンドや時代に左右されない存在なのですが、逆に言えば当たり前の存在過ぎたのも事実。

そんな蕎麦ぼうろですが、ここにきて女性の個人客が「自分用に」ちょっと購入、というパターンが増えているよう。

京都駅でおみやげものとして販売している、小さな巾着に入ったミニサイズの蕎麦ぼうろが、知り合いへのちょっとした手みやげだけでなく、自分用のスイーツとしてもピッタリと人気を集めています。

ご無沙汰していた方も、久しぶりにあの味を楽しみませんか?

●丸太町かわみち屋
http://www.kawamitiya.co.jp/