和食STYLE

味覚を育てる「子どもごはん」③ かぼす果汁のやさしい酸味が、子どもたちにも大人気!「鯵の南蛮漬け」

薄味で素材本来の味を生かした和食は、小さな子どもにこそ食べさせたいものですが、手間のかかる調理法から、つい敬遠してしまいがち。なかでも魚料理は下ごしらえが面倒なこともあり、食卓にのぼる機会が少なくなっているのではないでしょうか。

おいしい魚料理を子どもたちに食べさせたいというパパ・ママのために、「子どもの食卓」が用意したのが、流水で10分解凍するだけで、手づくりの鯵の南蛮漬けと付け合わせの野菜をいつでも味わうことができる「鯵の南蛮漬け」です。

酸っぱい魚料理というと、子どもたちは苦手かも……と思われるかもしれませんが、ご心配なく。丁寧な下処理を施しているので臭みはなく、やわらかな酸味のかぼす果汁、砂糖、醤油で調理しているので、頬張ると口いっぱいに魚のうま味が広がります。

鯵は骨のやわらかな豆鯵の頭や内臓をとり除き、カラリと揚げているので、骨ごと食べられるよう仕上げていますが、骨付きの魚を食べ慣れていない子が食べるときは、必要があれば骨を除くなど、注意して見守ってあげてください。

機械を使わず、包丁で刻んだ付け合わせの玉ねぎと人参にも、鯵のうま味やかぼす果汁がよくしみ込んでいるので、しっとりシャキシャキ。食感が心地よいのか、野菜を全部食べてから鯵を食べる子がいるほど、こちらも子どもたちに大人気だそうです。

成長に必要な栄養を毎日の食事からしっかり摂れるよう、子どもには好き嫌いなく育ってほしいもの。幼い頃から魚や野菜本来のおいしさと出合う機会を大人がつくってあげましょう。

鯵の南蛮漬け(冷凍、70g) 627円
※税込価格

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構成 山本千尋