「いちごの日」
イチとゴでいかにもな語呂合わせですが、WEBだと1/15が「いいいちご」というものもあり……
もともと、この「いちご」は果物とは関係なかったそうです。総務省統計局のサイトによると「いちご世代と言われる高校受験を控えた15歳の少年少女にエールを送る日」とあります。
この「いちご世代」自体も、もともとは15歳全体のことではなく、バブル時代に15歳前後だった「第二次ベビーブーマー（1971～1974生まれ）を指していました。日本経済の絶頂期に、将来の生産・消費の担い手と目された世代ですが、そもそも人数も多く、バブル崩壊もあって、大学入試でも就職でも大変な苦労をした世代です。日本の「失われた30年」を象徴し、「ロスジェネ世代」という呼び名も……
それがいつの間にか、果物の記念日に収まった様子。