井伊家誕生の伝説の地!
約1000年前に、井伊家初代共保公が出生したという伝説が伝わる井戸。井伊家の家紋「井桁」の由来となっている。
白壁に囲まれた大きな石組みの井戸はのどかな田園風景に囲まれた場所にあり、史跡として保存されている。
共保公出生の井戸
(ともやすこうしゅっせいのいど)
浜松市北区引佐町井伊谷1989
龍潭寺より徒歩5分
(龍潭寺山門の南にある)
「おんな城主 直虎 大河ドラマ館」が浜松市みをつくし文化センターホール内に開館(’18年1月14日まで)。
(問)☎053-453-2124
井伊家歴代の墓所にある直虎の墓(左)。直虎の絵馬(500円)(左下)。うなぎの蒲焼き風味でさんしょうをふって食べる「浜名湖特産アイスうなぎ」(410円)は、龍潭寺売店名物(下)。
- 龍潭寺(りょうたんじ)
浜松市北区引佐町井伊谷1989
アクセス:JR浜松駅よりバス奥山行きで45分、「神宮寺」下車徒歩10分。天竜浜名湖鉄道・金指駅より車で5分。
☎053-542-0480
拝観時間:9:00~16:30(17:00 閉門)拝観料:大人500円
直虎が眠る、井伊家の菩提寺は庭園が◎
ドラマにも登場する龍潭寺第二世住職・南渓(なんけい)和尚は、直虎を女城主として立てるなど、井伊家再興の陰の立役者。
直虎の父・直盛、直虎、直政、幕末の井伊直弼など井伊家歴代を祭る寺は、数々の文化財を有し、国指定名勝記念物の小堀遠州作の庭園では、四季折々の花々が咲き乱れる。
懐かしい味の遠州焼きは
浜松市民のソウルフード!
たくあんのみじん切りが入った浜松独特のお好み焼き「遠州焼き」が大人気。創業は昭和24年、元は駄菓子屋さんだった。写真は肉やイカが入ったミックス(500円)。たくあんの甘味と歯応えがおつな味。
どうまんガニやうなぎ刺し!
レアな鮮魚に舌鼓
静岡ならではの旬の味を楽しめる魚料理専門店。なかでも珍しいのが浜名湖で取れる希少な幻のカニ「どうまんガニ」。大きなハサミが特徴で、味はかなり濃厚。浜松に行ったらぜひ食べたい。
スイーツ女子御用達……
毎朝整理券を配るほどの人気店
「治一郎」をはじめ各種ブランド菓子などで知られるヤタローの工場直売店。ロールケーキなどの切り落としや、ふぞろいの商品などを格安で販売。
午前中で売り切れるものもあるため、開店1時間前に整理券を配る。
王道のB級グルメ、
浜松餃子ならココ!
餃子 (ギョーザ)消費量日本一の浜松で行列が絶えない店。皮は薄くにんにく控えめで、いくつでも食べられる。写真は餃子大(16個960円)と、昭和37年創業以来の定番、八丁味噌味のホルモン焼き(600円)。
ほぼ中間地点に位置するためか、2つのスタイルが混在。
背開きで一度焼いてから、蒸してタレをつけながら焼く関東風と、
腹開きで蒸さずに焼き上げる関西風。
それぞれの人気店をご紹介!
名物「お櫃うなぎ茶漬け」(香の物、肝吸い付き 3,294円)。
1杯目はうな重風にそのまま、2杯目は薬味をのせ、熱々の昆布だしをかけさっぱりと。
創業明治42年、関東風うなぎの老舗
身も皮もやわらかな口あたりの蒲焼きは、秘伝のタレを使った伝統の味。「うなぎ肝焼き」(10匹分の肝を使用・670円)などサイドメニューも充実。約120席の広い店内はいつもにぎわう。
地元で愛される関西風炭焼きうなぎ
国産うなぎを注文後にさばき、炭火で丁寧に焼き上げる。
タレを染み込ませてあぶると、皮はパリッと香ばしく、中はふんわりやわらかい「うな重」(香の物・肝吸い付き 2,980円)が完成!
- うなぎいものキャラクターがかわいい。カフェ限定のプリン(250円)。
浜松名物
『うなぎいも』って何!?
「うなぎいも」は今まで廃棄されていたうなぎの頭や骨を肥料に育てたさつまいも。
このカフェでは、甘くねっとりしたうなぎいもを使用した30種類以上のスイーツを販売。キングチップス(右写真・300円)など、カフェ限定スイーツがいっぱい。
浜名湖畔の老舗温泉旅館で直虎会席を堪能
「鴨(かも)の治部煮」、浜松ブランド牛「峯野(みねの)牛の朴葉(ほおば)味噌焼き」、「鳥団子鍋」、「茶そば」、「季節の揚げ物」など全12品の料理が並ぶ「直虎会席」。器は「井伊の赤備え」風の朱色をメインに、直虎が生きていた時代の御膳をイメージ。
〝夜のお菓子〟を使った限定スイーツ
老若男女が訪れる人気スポット「うなぎパイファクトリー」の2階にあるカフェ。銘菓うなぎパイを使った限定スイーツが女性に人気。工場見学(無料)をするとうなぎパイミニのお土産が。
地元の人が並んで買う銘菓「いちごの雫」
静岡産の大ぶりないちごを求肥(ぎゅうひ)といちごを練り込んだ白餡(しろあん)で包んだ「いちごの雫」(190円・販売は3月中旬まで)は繊細な味。午前中に売り切れることもある人気の和菓子。
浜名湖を一望できる
展望露天風呂でリラックス
浜名湖を見渡せる絶景露天風呂や、地産地消をモットーにした旬を楽しむ料理が自慢の宿。保存料などを使わない、自然の味わいを生かした手作りの献立は、素材のうま味、栄養がたっぷり。
グルメ「牡蠣カバ丼」を食べるなら今!
牡蠣(かき)カバ丼は浜松ご当地グルメのニューカマー。浜名湖の牡蠣は身が大きく味も濃厚。今が旬の「牡蠣カバ丼」(1,600円)と「牡蠣フライ」(1,100円)を食べるべし!(冬季限定。3月中旬まで)
期間限定の牡蠣小屋で
地元の“プリ丸”を食べよう
粒が大きく甘味が強い「浜名湖産・新居のかき プリ丸」を焼き牡蠣で。殻のまま網の上で焼き、何も調味料を加えずに天然の塩味で味わうのが美味!(4個1、000円)。要予約。
海湖館(かいこかん)湖西市新居町新居弁天
☎090-8186-1217(担当・榊原)
営業:10:00~14:00(土日祝は9:00~)月曜休
撮影/中林 香 取材/荒井陽子 取材協力/浜松市観光・シティプロモーション課
※価格は特に記載のないものは税込みです ※アクセス時間はおおよその目安です
女性自身 2017年1月31日号より