和食STYLE

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【今月のひと皿】あったかきのこ鍋

どうしても、このひと皿に会いたくて

冬の定番、鍋料理。最近話題なのがきのこ鍋。健康にも美容にもよくて、さらにだしとしても美味なことこの上なしです。

「シャングリラズ シークレット」のきのこ鍋は、ベーシックな「宝茸黒湯」に
麻辣系の厳選スパイスを効かせた「源気黒湯」もおすすめ。
「自然薯 はた屋」は、天然の自然薯のほか、割烹クラスの素材を惜しみなく使った料理に定評があります。
きのこの一大産地として知られる中国・雲南省。そこで暮らす少数民族の鍋料理の調理法を受け継ぎ、
アレンジしたのが「四季茸」のきのこ鍋。一度食べたらクセになる美味しさです。
大阪の先駆的人気店「きのこの里 南船場店」は、カジュアルなフロアに鍋以外にも多彩なきのこ料理が充実。
時期により、店内で栽培するきのこをお客がプチ〝きのこ狩り〟した、摘みたての新鮮きのこも楽しめます。

Tokyo シャングリラズ シークレット/宝茸黒鍋

宝茸黒鍋

1人に1台用意される鍋のなかには、中国雲南省の天然きのこを煮出したブラックスープがたっぷり。
これで季節の国産きのこを煮込みます。スープはつぎ足し可能で、ほとんどの人が1ℓから1.5ℓを飲み干すそう。締めは、水の代わりにきのこスープで打った自家製麺など。昼のコース¥2,500~、夜のコース¥4,800~

シャングリラズ シークレット
東京都港区六本木4-11-11
六本木GMビル4F
☎03-6804-5095 
11:30~14:00、
17:30~22:30(ともにL.O.)
休み:月曜、年末年始

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Tokyo 自然薯 はた屋/自然薯鍋 きのこ三昧仕立て

自然薯鍋 きのこ三昧仕立て

旬のきのこ7~8種類を、まずは濃厚な和だしとともにいただき、次に宮城産の希少な自然薯に麹味噌などを加えたとろろ、溶き卵を加え、トロトロのきのこだしとともにハフハフ。さらに、アーリオ・オーリオを効かせたクリームを加えると驚きのおいしさ!
締めのリゾットも格別です。1人前¥3,000(注文は夜のみ、2人前から。3日前までに要予約)

自然薯 はた屋
東京都目黒区青葉台1-20-2-2F
☎03-6416-4964
11:30~14:00、
18:00~23:00(L.O.)
休み:火曜

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Nagoya 四季茸/四季茸滋養清鍋

四季茸滋養清鍋

きのこの旨みを凝縮させた滋養スープが絶品の「四季茸滋養清鍋」。椎茸やシメジ茸、エノキ茸のほか、山伏茸やとき色ひらたけなど珍しいきのこもたっぷり。
きのこや野菜を食べ終わった後、牛や豚、羊の肉をしゃぶしゃぶでいただくコース(¥3,129~)が◎。
鍋は滋養スープのほか、ピリ辛の麻辣スープも用意しています。

四季茸
名古屋市中区栄3-12-6
インペリアルプラザB1
☎052-241-8608 
11:30~14:00、
17:30~翌3:00
(日曜は~24:00)無休

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Osaka きのこの里 南船場店/きのことトリュフの魔法鍋

きのことトリュフの魔法鍋

濃厚なコクのトキイロ平茸、幻のきのことも言われる博多スギ茸、イタリア原産のジャボーノなど。約7種の上質きのこを牛テールスープでコトコト。
深い滋味のスープが煮詰まると、ホールトマトで酸味アップ。後半には生クリームを加えまろやかに。
3ステップで楽しめるきのこの華麗な美味に、体も心も芯まで熱々。¥1,480(写真は2人分)

きのこの里 南船場店
大阪市中央区南船場4-10-20
グランドメゾン西心斎橋1F
☎06-6252-4001
17:30~23:00
無休

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STORY 2017年1月号より

〈東京分〉撮影/田村浩章 取材・文/伊藤由起 〈名古屋分〉撮影・取材・文/永谷正樹 〈大阪分〉撮影/岩本浩伸 取材・文/寺下光彦