料理に欠かせない和の調味料。
上質なものを使うといつもの料理がグッとおいしく仕上がります。
そんなグルメな調味料を＂食のセレクトショップ＂として人気の2店でチェック。
各店おすすめの調味料で目指せワンランクUP！

久世福商店

「当代随一」「唯一無二」「三位一体」がモットーの＂ザ・ジャパニーズ・グルメストア＂。日本全国から＂うまいもの＂を集め、発酵醸造食品を軸に、海外市場へ和食文化を発信。全国のこだわりの食材やつくり手との出会いを大切にし、オリジナル商品も製造・販売しています。

鰹節の風味が
肉のうま味を引き出し極上に変身

A

信州風そばつゆ
150㎖ ¥650

長野のマルヰ醤油の七尺杉桶仕込み本醸造醤油に濃厚な旨みの「荒節」と「本枯節」のだしをバランスよく合わせた、まろやかなコクと風味が特徴。信州らしい少し甘めなそばつゆ。

お肉に揉み込んで焼くだけで
メインディッシュに

B

世界の塩 長崎産藻塩
110g ¥530

長崎県の海水を100％使用した「海塩」と、国産海藻の二段仕込みによる「海藻抽出成分」を藻塩タイプの焼塩に仕上げています。海藻から凝縮されたうまみが味に深みを出してくれます。

すっきり後味は
レストランの秘伝の味みたい

C

信州三原屋 食卓の減塩元気しょうゆ
150㎖ ¥380

江戸時代から続く伝統製法「桶火入れ」でつくった、新タイプの減塩しょうゆ。素材の色と風味を生かしているので、食材にかけるだけで、しょうゆの香りのよさとスッと消える後味が特徴です。

3種の柑橘の香りで
白身の刺身がより上品に

D

国産果汁をつかったポン酢
150㎖ ¥600

高知県産のゆず、徳島県産のすだち、ゆこうの3種の柑橘類を丸ごと搾った果汁と杉樽仕込みの本醸造醤油をブレンド。鰹節と昆布の旨みをプラスした香り豊かでコク深い味わいです。

AKOMEYA TOKYO

一杯の炊きたての白いご飯から感じる「しあわせ」な瞬間を大切にする＂米屋であって米屋でない場所＂。ご飯がつなぐ、選りすぐりの食材や、食にまつわる器や道具などを取りそろえるショップ。「伝統」×「新規のもの」から発展していく日本文化を発信しています。

風味豊かな柑橘果汁で
飲みたくなるほどのぽん酢

E

みちこの有機ぽんず
150㎖ ¥580

徳島県の自社農園で育てた有機すだち、ゆず、ゆこうを使用。しょうゆや酢などほかの材料も国産有機栽培にこだわっています。さっぱりした甘めの味わいで、お肉や魚との相性も抜群。

料亭でも使われる味噌で
味噌汁をランクUP

F

大源味噌 天恵こうじ
300g ¥600

減農薬の特別栽培米コシヒカリと国産白目大豆が原料。芳醇な味と香りに仕上げた風味豊かな麹味噌。文政6（1823）年創業の老舗が手間ひまを惜しまず丁寧につくりあげています。

塩×旬の野菜で
和食屋さんの上品な浅漬けに

G

わじまの海塩
100g ¥500

輪島半島沖の清浄な海水を100％使用。釜炊きせず、海水の上から熱を当て、40℃未満の低温で緩やかに結晶させます。素材に浸透しやすく、酵素を活性化して発酵を促し、旨みを生み出します。

豊かな香りとコクがつくり出す
最上級のTKG

H

丸中醤油
300㎖ ¥864

江戸時代からの蔵が現存し、そこに棲みつく醸造菌によって生まれたしょうゆ。丹精込めて栽培された国産の大豆や小麦を原料に古式製法でゆっくりと歳月をかけてつくられています。

撮影／北川鉄雄 フードコーディネート／上島亜紀 取材・文／岡部礼子

mart 2016年8月号より