NPO日本食育インストラクター協会理事
田中伶子先生田中伶子クッキングスクール代表。福岡女子大学卒業後、1964年に料理教室を開設。家庭料理の基礎から食のプロ養成まで指導にあたる他、TV番組の出演や雑誌の執筆、食品・流通・広告会社等での商品企画など幅広く活躍中。

読者代表 大崎里江さん（29歳）料理を作るのは週末。
結婚を控えて、家庭料理の腕前を上げたいと今回の教室に挑戦。

「筋がある部分や肉が厚い部分に切り目を入れましょう」「この下ごしらえをきちんとすることで、焼き上がりに差が出るのですね」

「漬け汁の汁気は、油はねや焦げ付きの原因に。ふき取るひと手間を惜しまないことが、料理上手になるコツです」

「中まで火を通そうと、焼きすぎてしまいそうで……」「蒸し焼きにすれば大丈夫。竹串を刺して火の通りを確認しましょう」

「鶏の照り焼き、美味しい!」「お弁当のおかずにもオススメですよ。菜の花は、辛みの効いた大人の味を楽しんでみてね」

「水にさらした後、その水気をしっかりと切るのも大事なポイントです」「手できゅっと絞ると、水が出てきますね！」

「にらは細かく切るのですね」「1㎝程度に切ったにらとだし入りの卵で、中華のにら玉とは違う和食の品になりますよ」

「卵を流し入れたら、木べらで全体をゆっくりと混ぜます」「あ、すぐに半熟状になりました。ここで具材を加えるのですね」