EATRAVELLER HIROE の女子美食旅 ㊺パリの大晦日 オペラ座ガルニエ宮でシャンパン!
パリで年越しをするときはバレエを観賞するのがお約束。オペラ座にはガルニエ宮とオペラ・バスティーユがあり、私はガルニエ宮のチケットを手に入れました。大晦日の特別公演は通常よりも高価ですが、大階段にはお花が飾られ幕間にはシャンパンが振る舞われます。
ドレスコードは厳しくありませんがややフォーマルな服装が一般的。ゴージャスなドレスを身に纏った方もいます。フォーマルな服装には通常クラッチバッグを合わせたいところですが、シャンパングラスを手に持ちながらアミューズを楽しむので両手が自由になるショルダーバッグが断然おすすめ。ホワイエにはラデュレとのコラボで作られた可愛らしいサパン(ツリー)が雰囲気を盛り上げていました。
舞台を見渡せる中央の席も素晴らしいですが、私はボックス席の1列目に座ってみたかったのです。これが大正解!舞台全体を把握できとても見やすかった。オペラ座の公式サイトからチケットを購入すればその席からの舞台の見え方が確認できます。 この日のプログラムはJiri KYLIAN(イリ・キリアン)による4部作。そのうち3つの作品が初上演という貴重な公演でした。そしてなんと休憩が2回!ということはシャンパンサービスが2回もあるのです!宮殿のような大広間「グラン・ホワイエ」で飲むシャンパンは格別!ゴージャスな雰囲気に酔いしれました。
バレエダンサーの正確で鋭い動きに驚き、そのしなやかな肉体美はため息が出るほど。表現力とオーラ、これがパリ・オペラ座バレエの真髄なのですね。 公演中の撮影は禁止されていましたが、カーテンコールではみなさんが携帯を取り出して大撮影会となりました。
公演後には大階段の手すりに飾られた花を持ち帰ることができます。いつもはホテルに飾って楽しんでいましたが今回は大きなブーケを作り、道行く人々に「Bonne année!(よいお年を)」とおすそ分けしながら帰りました。 ちなみにパリ市内では大晦日の17時から元旦の正午までの間、バスやメトロ、RER線が無料で利用できます。気をつけないとうっかり料金を支払ってしまいます。
次の「シーズン2024/25」のプログラムは9月から始まり、詳細は3月20日頃に発表される予定。 今年度はどんな素晴らしい演目なのでしょうね〜? 今年もパリで年越しを迎えられたらいいなぁ♪
美食を求め旅するEATRAVELLER. その土地ならではの食材を使ったディスティネーションレストランからB級グルメまで幅広く巡ります。趣味は変態料理人探し。
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