2024.02.27

タケムラダイの日本全国・美味しい冷食
第四十八回　Mehl「ブッターシュタンゲン」

広島発！ドイツ国家認定のマイスターが作るドイツ菓子パン！

まず、誤解のないように冒頭でお伝えしておくが、今回、私が購入し、撮影した商品は「マローネブッターシュタンゲン（5個入りで税込2.200円）」という秋冬の季節限定商品なのだが、販売期間の終了も迫っているため、通年販売されているスタンダードな「ブッターシュタンゲン」を軸にお話をしていこうと思う。

「ブッターシュタンゲン」……
この商品名を聞いただけで「ああ！あれね！」となる方はかなり少ないのではないだろうか。…
かくいう私も、思わず舌を噛みそうになるこの名称を聞いた時点では、どんな食べ物なのか想像もできなかった。

ドイツの食べ物と言われてパッと思いつくのはやはりソーセージであるし、それ以外となると、日本人に馴染みのあるものは意外と少ない。
ゆえに、口にする機会もそれほど多くはないわけだが、これは本当に美味しいので是非とも食して頂きたいのだ。

「ブッターシュタンゲン」は“ドイツ菓子”だ。
ブッターは“バター”、シュタンゲンは“棒”という意味を持っており、直訳すると「バター棒」という事になる。
ビジュアルだけ見ると、棒状のパンにクリームを挟んだだけのシンプルなものなのだが、これがどうして、非常に奥が深い。

まず、生地にはドイツ発祥の焼き菓子パンである“プレッツェル”が使われており、表面はカリッと香ばしく焼き上げられているが、中は驚くほどモチモチとしている。
このカリモチ食感のソフトプレッツェル生地に挟まれた、ほど良い甘さの練乳入りバタークリームには、北海道産のバターがたっぷりと使用されているのだが、このクリームが口の中で滑らかに溶け、プレッツェルの塩気と混ざり合った瞬間の幸福感は筆舌に尽くしがたい。

「食感」「甘さ」「くちどけ」「塩気」という、計算されたカルテット（四重奏）を作り出しているのは、日本では稀な本場ドイツの国家認定マイスター資格を有するシェフなのだそうだから、味に間違いがないことはお分かり頂けるだろう。

私も「冷凍食品マイスター」を自称しているのだが、その称号の重みや価値があまりにも違いすぎて、マイスターを名乗るのが恥ずかしくなった、今日この頃である。

タケムラダイのワンポイントアドバイス！

季節限定のものも多く、日々の在庫にも限りがあるようなので、オンラインショップはつぶさにチェックすべし！

タケムラダイの冷食品評

美味しさ：自信をもってオススメできる商品のみ紹介するので基本的には星５。（星５超えがあるかも？）
入手のし易さ：数量限定品や季節限定品などは星が少なくなる。
デザイン性：パッケージや盛り付けなど、商品としての美しさ。
ボリューム感：成人男性基準での満腹度。
調理の手間：調理の手間が簡単であればあるほど星が多い。

【評価】

美味しさ ★★★★★

入手し易さ ★（※季節限定品があったらラッキー！）

デザイン性 ★★★

ボリューム感 ★★（※食べる個数にもよる）

調理の手間 ★★★

今回紹介した冷凍食品

商品名： 冷凍食品
商品名： ブッターシュタンゲン
メーカー名： Mehl
価格：1,700円（税込）※5個入り
購入できる場所：通販サイト
公式ページ：https://felderchef.com/
オンラインショップ：https://www.umai-mon.com/user/product/37076
※筆者調べ

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