｢焼⿃アンバサダー｣が⾏く︕ 今宵はこの店へ㊼とり安（大阪・天満）
大阪天満宮のすぐ近くにあり、水炊きも頂ける人気焼鳥店！
こちらの店主である安部さん、元々は福岡にあるミシュランビブグルマンの焼鳥屋「鳥次」にいて、その姉妹店でありこちらもビブグルマンである水炊きの「橙」で立ち上げから関わってきた方です。なのでお店のメニューにもそれぞれ両方のお店の良い所が出ていますね！
実はここに来るきっかけになったのは、橙に行った時に元社員が独立してお店を出しますと紹介されたから。
さらに元をたどると、そもそものルーツは新橋の益子。その暖簾分けが福岡市大名にある益子。鳥次のオーナーはこの大名の益子出身。
こちらの店主が朝引きに拘っているので、お店から近い養鶏場があるひな鳥と伊勢赤鶏を使っているそうです。
オーダーは、おまかせ7種2800円であとは追加をする事に。別途たたきを食べるか聞かれたのでもちろん頂きました(笑)
まずはその湯葉ともものたたきから。湯葉との相性もバッチリ。私個人的にはたたきじゃなくて生そのもので全然いいんですけど(笑)
ここでメニューを見ていて気になったのがキツネコンテ。字のごとく揚げにコンテチーズが挟んであります。コンテチーズ美味しいですからね。もちろん揚げとの相性も合いますし！
さらにメニューには橙を思わせる水炊きのお肉があります。こちらももちろん追加して2種盛りを頂きました！2種盛りは、骨付きもも肉と手羽先です。福岡の橙で食べたのと同じく美味しいですね！
最後の〆ですが、3種類あってどれも美味しそうで選べないので全部にしました(笑)メニューに書いてある訳ではないけど、勝手に名付けた〆の3種セット、そぼろ丼、鶏そば、親子丼です。
〆も3種類全て食べて日本酒も4合飲んで会計は11000円ほど。たくさん食べたので、このお店の通常客単価の1.5倍位でしょうか？とにかくリーズナブルで美味しいお店です！
この日の日本酒は、西條鶴×2、英勲、雨後の月です。お酒は焼酎がメインなので日本酒の種類がもう少しあると最高ですね(笑)
【評価】
お酒の品揃え ★★
⽕⼊れ加減 ★★★★
素材への拘り ★★★★
料理のバリエーション ★★★★
⽇本全国500 軒以上の焼⿃屋に訪問している焼⿃マニアです。さらに場合によっては海外へ⾏っても焼⿃を求めて⾏ってしまう。 何故美味しいのか︖どうしたら美味しくなるのか︖の理由を知りたくなってしまうんですよね。鶏の味って何がどう違うのか︖と疑問に思えば鶏の鶏舎に⾏き、使っている炭によって何が変わるのか︖と疑問に思えば備⻑炭の窯へ。 ⼀⾒とてもシンプルに⾒える焼⿃。でも知れば知るほど、その奥深さに感銘を受けます。
そしてお酒は焼⿃の最⾼のパートナー。特に⽇本酒との相性が良くて拘って飲んでいます。