和食STYLE

「焼⿃アンバサダー」が⾏く︕ 今宵はこの店へ㉜とりアロマ(東京・神保町)

神保町の名店「蘭奢待」が復活し「とりアロマ」として再開!

神保町の名店「蘭奢待」が閉店し、2年後に同じ場所で復活したのがこちらの「とりアロマ」!
待望の名店が復活しました。そもそもは店主の和田浜さんが比内地鶏の生産者になるとの事でお店を閉店。
その後諸事情により生産者になるのは断念しお店の再開となりました。

再開直後は予約も殺到するだろうと、落ち着いてきたら来ようと思っていてようやく来ました!

お店の場所は、神保町駅から徒歩1分とめちゃ駅から近くて便利な立地。

和田浜さんはバードランドで修業された方。一見強面ですがとても気さくな店主で終始お話をさせて頂きました。

店内には大きなワインセラーがあってワインが充実しています。ここはワインが好きな人には特にオススメです。種類もとても豊富なので色々と楽しめると思います。

こちらで使っている鶏が比内地鶏。本家比内地鶏から仕入れており、そのお肉のレベルは比内地鶏の中でも最高峰!和田浜さんいわく、鶏の内臓は鮮度じゃなくて飼育環境が全てとおっしゃってました。餌は穀物ですか、牛や豚の脂身も混ぜるそうです。

まずは遊び心のあるトリュフからスタートです!トリュフと言ってももちろんトリュフそのものではなくて見た目がトリュフなんです。でもその実態は、クリームチーズとレバーパテをチョコレートでコーティングしたものです!最初から心を鷲掴みされますね(笑)

続くむね肉の串も絶品!むね肉は焼き過ぎると肉が硬くなってしまいます。しかも比内地鶏はそもそも身質がしまっています。それをこんなに柔らかく焼き上げる技術は凄いですね!

そして何と言ってもこちらの白レバーは唸る程の美味しさです!こんな白レバーは他では食べる事が出来ませんね。

この日は珍しくワインで。ドイツのリースリングとマコンのシャルドネをボトルでシェア。やはりここではワインで楽しんで頂きたい!

【評価】

お酒の品揃え ★★★★

⽕⼊れ加減 ★★★★★

素材への拘り ★★★★★

料理のバリエーション ★★★★

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焼⿃アンバサダー

⽇本全国500 軒以上の焼⿃屋に訪問している焼⿃マニアです。さらに場合によっては海外へ⾏っても焼⿃を求めて⾏ってしまう。 何故美味しいのか︖どうしたら美味しくなるのか︖の理由を知りたくなってしまうんですよね。鶏の味って何がどう違うのか︖と疑問に思えば鶏の鶏舎に⾏き、使っている炭によって何が変わるのか︖と疑問に思えば備⻑炭の窯へ。 ⼀⾒とてもシンプルに⾒える焼⿃。でも知れば知るほど、その奥深さに感銘を受けます。
そしてお酒は焼⿃の最⾼のパートナー。特に⽇本酒との相性が良くて拘って飲んでいます。