和食STYLE

「焼⿃アンバサダー」が⾏く︕ 今宵はこの店へ ⑪焼鳥サイヒ(大阪・心斎橋)

女性ならではの心遣いや居心地の良さ、美味しい焼鳥に酔いしれます!

女性の焼き手シリーズって訳ではないですが、前回に引き続いて女性が焼き手のお店です。

ここは大阪の心斎橋。御堂筋と長堀通の交差点から程近く。船場裏路地と書かれたちょっと怪しげwな紫色のネオンの看板がある細い路地を奥へと入っていった所にあります。

使っている鶏は、さつま極み鶏大摩桜、大和肉鶏、プレノワールの3種類。

さつま極み鶏大摩桜は初めて食べたかもしれません。名前の由来は、「雄大な」、「薩摩の」、「桜島」だそうです。飼育日数も120日~150日と長期。血統は調べても書いてないですが、羽が白いので、父親は地鶏系のF1(雑種第一代)かF2(雑種第二代)、母親は白色プリマスロックか白色コーニッシュのブロイラー系銘柄鶏ではないでしょうか??あくまでも推測なので違ってたらすいません。

店長兼焼き手の方は中村由貴さん。 素敵な笑顔で、いつでも濃い目とかお好みの味を言って下さいねぇ、と細やかな心遣いも素晴らしいですね!でもそもそもがタイプの味付けと焼き加減なんですよね。そのまま何も変えてもらう必要はありません!胃袋をつかまれたとはこの事ですね(笑)

まず最初に、今日頂く串の盛り合わせを見せてくれます。こう言うのって最初に見せて頂くとわくわくしますよね!

1品目のもも肉のたたき。まずここでハートをつかまれました(笑)燻製香がとっても良い!香りって美味しさを感じる重要な要素ですからね。

その後串が10本に3品が出て〆のご飯を入れて6000円のコース。

〆のご飯は鶏と牛蒡と生姜の土鍋ご飯。これがまた美味しい事。残りがあればお代わり出来るので、結局3杯食べました(笑)その位旨い!

この日も日本酒は、みむろ杉、飛龍、酔鯨と3合頂きました。

コースに串を6本追加して日本酒を3合飲んで会計が11000円!え?合ってますか?と思わず聞きそうになった程。

居心地の良い雰囲気作りと、いい塩梅の味付けそして焼き加減。さらに美味しくてコスパも良いなんて最高過ぎませんか??

【評価】

お酒の品揃え ★★★

⽕⼊れ加減 ★★★★★

素材への拘り ★★★★★

料理のバリエーション ★★★

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焼⿃アンバサダー

⽇本全国500 軒以上の焼⿃屋に訪問している焼⿃マニアです。さらに場合によっては海外へ⾏っても焼⿃を求めて⾏ってしまう。 何故美味しいのか︖どうしたら美味しくなるのか︖の理由を知りたくなってしまうんですよね。鶏の味って何がどう違うのか︖と疑問に思えば鶏の鶏舎に⾏き、使っている炭によって何が変わるのか︖と疑問に思えば備⻑炭の窯へ。 ⼀⾒とてもシンプルに⾒える焼⿃。でも知れば知るほど、その奥深さに感銘を受けます。
そしてお酒は焼⿃の最⾼のパートナー。特に⽇本酒との相性が良くて拘って飲んでいます。