ゆずのパンさんぽ。第4回 銀座 月と花@東京・東銀座
フルーツを食べよう。大人のためのこだわりジャムパン
浅草の「ジャンボめろんぱん」でお馴染み、花月堂さんの系列店。東銀座駅より徒歩1分程の好立地にあります。
南インドカレーが有名なナイルレストランの「ムルギーカレー」を食べたくてナ出かけたものの、行列ができており断念。どうしようかと思っていたところ出会ったのがお隣のこのお店。
2019年オープンで、お昼過ぎには完売してしまうほどの人気店です。お客さんは絶えず来店しており、12時過ぎには既に品薄気味でした。
突然の訪問にも関わらずバックヤードにご案内され、お店人気No.1の究極のいちご(350円)とNo.2のシャインマスカットを準備していただきました。
ジャムをパンに塗って食べる機会も減ってきていますが、「大人のジャムパン」というキャッチに引き寄せられます。
ジャムは契約農家さんから購入した果物を使っており、市販のジャムの半分の糖度のため甘さは控えめ。果物のカットが大きいためジャムというよりかは果物を食べている感覚です。
一般的なジャムパンは、ジャムをパン生地に注入してから焼くケースが大半ですが、パンが焼きあがった後に注入する「後注入」を採用。ジャムは加熱すると風味が劣化するため、「前注入」の場合「ジャムを作る時点」と「パンに注入されて焼きあげるタイミング」の2回熱が入ってしまいますが、「後注入」にすることで熱が入る回数を1回に減らし、果物そのものの味と酸味、香りが生きた味わいです。
ジャムを包んでいるパンは外カリ中モチっのバゲットで、袋を開けた瞬間に広がる国産小麦の香ばしさが最高!
東京農業大学で発酵学を専攻し、製粉メーカーの研究職として10年培った代表の結城さんの知識と情熱から生み出された究極のパン。夜中の12時から代表の結城さんが生地を作り、お店のスタッフは始発の電車に乗り、手作業でジャムを包む。チームプレーで作りあげるこだわり、そしてパン愛を感じました。
【柚木の⾃分勝⼿評価】
アクセス/店内の雰囲気 ★★★★
味・価格 ★★★★
パンのバリエーション ★★★★
フワフワ度/しっかり度 ★★★★★
サービス(お店の⽅の接客やPOPの表記等) ★★★★★

冷凍パンPan&(パンド)の広報担当。学⽣時代はバドミントンやラクロスなどスポーツ⼀⾊に染まっていたが、社会⼈になって⾷にまつわる仕事に従事。パン好きなのはもちろんのこと、⾷べることが⼤好きでInstagramのグルメ専⽤アカウントでほぼ毎⽇おすすめのグルメを発信中。特にお気に⼊りのグルメは #ゆず🎖をつけている。