和食STYLE

お出汁が決め手、簡単華やか! おもてなし料理 ⑨ 乳酸菌たっぷり! 水キムチ

こんにちは、三好万記子です。毎日暑い日が続きますね。今日ご紹介したいのは「水キムチ」です。かつて韓国の宮廷料理であった水キムチは、乳酸菌たっぷりで腸活にもおすすめです。植物性食材だけで作れるので、ヴィーガンの方も常備食にされているとか。お家で簡単に作れる発酵食品、食欲がない夏の日に是非お試しください。

Main dish「水キムチ」

材料〈作りやすい分量〉

上新粉   大さじ1
塩     小さじ1
きび糖   小さじ1
水     500cc
しょうが  1片
にんにく  1片
鷹の爪   1本
昆布(10㎝)1枚


ミニトマト 8個
大根    50g
きゅうり  1本
りんご  1/2個
すいか   80g
*上新粉大さじ1と水500ccは、米のとぎ汁500ccでも代用できます。

作り方
1.しょうがとにんにくを薄切りにする。Aを鍋に合わせて火にかける。ひと煮立ちしたらそのまま粗熱をとる。
2.大根、きゅうり、りんご、すいかは、2㎝程度の角切りにする。
3.1の粗熱がとれたら保存用の容器に注ぎ、野菜と昆布を加えて漬け込む。
*涼しい常温の場所で1日置き、あとは冷蔵庫で保存してください。
少し泡が出てきたら発酵しているので完成です。食べ頃は3~4日目。
1週間で食べきってください。

~Maki‘s tips〜
水キムチは、野菜はもちろんのこと、漬け汁も栄養たっぷりなので漬け汁まで飲んでくださいね!

Side dish①イカのチョジャンあえ

〈4人分〉
イカ(刺身用)  1杯

チョジャン〈作りやすい分量〉
酢      大さじ1
赤みそ    大さじ1
はちみつ   小さじ2
しょうゆ   小さじ1/2
粉唐辛子   小さじ1/2
すりおろしにんにく 小さじ1/2
すりおろししょうが 小さじ1/2

薬味
白ねぎ    大さじ2
すりごま   小さじ1
いりごま   小さじ1
おろしにんにく 小さじ1
ごま油    少々

作り方
1.イカは食べやすいように、5㎜幅に切る。
2.ボウルにチョジャンの材料を入れて混ぜ合わせ、食べる直前に1のイカを入れて和える。
 (イカ1杯に対して、チョジャン大さじ1の割合です。)

作り方
*お好みで、えごまの葉や大葉なども添えてみてください。
*粉唐辛子の分量はお好みで調整してください。
*チョジャンは、鶏のささみやトマト、きゅうりなどに和えても美味しくいただけます。

~Maki‘s tips〜
大葉や海苔でご飯と巻いてもおいしくいただけます。

Side dish②韓国風スベアリヴ

韓国風スペアリヴをあわせると、暑い日にぴったりの韓国風メニューになります。

三好万記子

パリ「ル・コルドンブルー」で本格フレンチを習得。現在、自宅で料理サロン「ターブルドール」を主宰するかたわら、各種パーティの企画・ケータリングやカフェのプロデュースも行う。創作フレンチはもちろん、日本料理、アジア料理と幅広いメニューに定評がある。20年9月には、兵庫県芦屋市でレストラン「78Fuzuki Yaoka(文月八日)」を開業。
@makikotabledor