待望の「紅まどんな」の季節がやってきた!
「紅まどんな」を食べたことありますか? あまりの美味しさ、ジューシーさにみかん(かんきつ)好きでなくても絶対にファンになるはず。紅まどんなは愛媛県が育成したオリジナルの品種で、ゼリーのような食感と甘い果汁が特徴。11月下旬から1月が出荷シーズンです。これを食べずに冬は越せません。
そんな紅まどんなを生んだ愛媛県は、かんきつ生産量が日本一。「かんきつ王国」である理由は、「3つの太陽」にあるそうです。一つ目は、南国の空に輝く太陽、二つ目は海に反射する太陽、そして三つ目は山に築かれた石垣に照りつけて反射する太陽。品目数でも40種以上あり、こちらも日本一!
では、品種の違いや旬の時期をご紹介しましょう。
まず、一般的に「みかん」と呼ばれているのは「温州みかん」のこと。「こたつにみかん」の冬のイメージですが、実は5月下旬から翌3月くらいまで収穫されています。
「伊予柑」は大粒の果肉と爽やかな香りが特徴。出荷時期は1月上旬~3月下旬。
「ポンカン」は甘みが強く、濃厚な香りが人気。出荷時期は伊予柑より少し短く、1月上旬~3月上旬。
「はれひめ」はみかんの甘みとオレンジの香りのいいとこどりをした品種。出荷時は12月上旬~1月上旬。
「不知火」は清見とポンカンの交配種。熊本の「デコポン」と同じ品種です。出荷時期は12月下旬~5月中旬。春の完熟不知火は甘味が強く、一層美味!
他にも、まだまだあります。柑橘類の研究レポートや最新情報など、「愛媛かんきつ部」のサイトは「愛媛のかんきつ」が丸わかり。ぜひチェックしてみて。
https://www.kankitsu.aifood.jp/