和食STYLE

ゆずのパンさんぽ。第25回 bricolage bread and co., ブリコラージュブレッドアンドカンパニー(東京・六本木)

週末に味わう贅沢、というワードにぴったり◎

前回お伺いしたのは4年前。六本木にいながら静かで落ち着いた店内が素敵だったなぁ、と思っていたので、友人との朝活で再訪。Googleマップでは六本木駅より徒歩6分。と表示されますが、これは日比谷線の最寄りの出口から出た場合で、大江戸線から向かうと12,3分はかかります。大江戸線で向かわれる方はお気をつけください。けやき坂通りに面したオシャレなお店で、外にはテラス席があり、都会にいながらも優雅にパンを楽しめる素敵な空間が広がっています。週末は朝から大人気で少々並びましたが、店内70席もあるので回転がよく、すんなり店内に入ることができました。

店名の「bricolage」はフランス語で、DIY(Do It Yourself)という意味。欲しい時間や場所があるならば、自分たちの手でその世界をつくってしまおう、という思いが込められています。レストラン「レフェルヴェソンス」、ベーカリー「ル・シュクレクール」、コーヒーショップ「フグレントウキョウ」のコラボレーションにより誕生し、パンや料理、コーヒー以外にも空間、人など全てのものに付加価値を。というコンセプトで食器や内装など細部にもこだわりが感じられます。店内にはハード系を中心としたパンが約30種。
不動の人気、クロワッサン(420円)は値段の割に記憶に残るほどの感動がなく、少々残念だったイメージですが、全粒粉が使われており、健康志向高めの方と相性が良さそう◎レーズンや栗のパンなどサイズが大きめのハードタイプがよく目に入りますが、今回はデニッシュ、スイート系を中心にシナモンロール(480円)、パンオレザン(420円)、いちごのクラフティ(600円)の3商品をチョイス。

中でもヒットだったのは、シナモンロール。小ぶりで富士山のような山型の形状が珍しく、きび糖のザクザクした食感が心地よい。表面がキャラメリゼしてあるので、クリームブリュレをいただくときの様なワクワク感も。クロワッサン生地にスリランカ産のシナモンが巻かれており、香りも豊か。パンオレザンは、ラム酒に浸かったレーズンとたっぷり入ったカスタードとの相性が抜群。生地はサクサクしてるけど、中はカスタードでしっとりさもあり食べ飽きずにペロっといけました。
いちごのクラフティは、栃木県那須塩原市にある江連農園さんのいちご、自家製ルバーブジャム、クリームチーズアパレイユ、イヨカンピールが使用されている毎年好評の商品。フランスの伝統菓子であるクラフティというワードに馴染みがなかったですが、日本でいうタルトケーキ。プレート料理は、コンビーフエッグベネディクト(1450円)など10種弱。セットドリンクをつけたり、単品でいくつかパンをいただくとまぁまぁよいお値段になるので、非日常を味わいたい時や自分へのご褒美で訪れたいお店。

【柚木の⾃分勝⼿評価】

アクセス/店内の雰囲気 ★★★★

味・価格 ★★★

パンのバリエーション ★★★

フワフワ度/しっかり度 ★★★★

サービス(お店の⽅の接客やPOPの表記等) ★★★

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柚⽊彩花(ゆのきあやか)

冷凍パンPan&(パンド)の広報担当。学⽣時代はバドミントンやラクロスなどスポーツ⼀⾊に染まっていたが、社会⼈になって⾷にまつわる仕事に従事。パン好きなのはもちろんのこと、⾷べることが⼤好きでInstagramのグルメ専⽤アカウントでほぼ毎⽇おすすめのグルメを発信中。特にお気に⼊りのグルメは #ゆず🎖をつけている。

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