「焼⿃アンバサダー」が⾏く︕ 今宵はこの店へ㉙古町千(熊本)
若手大将が焼く熊本にある焼鳥人気店!
九州と言えば焼鳥屋もたくさんあり、鶏肉を食べる文化もありますが、大衆店が多くブロイラーがメインのお店がほとんどですね。
地鶏の生産者も多いのですが、そのほとんどが他の地域に行ってしまいます。
そんな九州の現状がある中で、ここ熊本にあるこちらのお店は地鶏を使ったまだ少ない焼鳥専門店です。
元々は熊本で有名なひょご鳥のはなれとして営業してましたが、場所も移転して名前も変わりました。
お店の場所は、熊本駅からだと15分位でしょうか?市電だと祇園橋から4分程の所にあります。
お店前の道路からのお店の入口へのアプローチが洒落てますね!枯山水の庭もあったりして!
こちらの大将はなんとまだ32 歳!そして何と熊本大学を中退してひょご鳥に修業に入り10 年経つそうです!福岡のひょご鳥立ち上げ時に関わっており、仙台の超人気焼鳥屋「hou」の大将関さんと一緒に1年程働いていたそうですよ。
使っている鶏にはこだわりがあり、宮崎県のじとっこ地鶏をベースに改良された押岡地鶏がメインで一部は鹿児島県の黒さつま地鶏です。
オーダーは、おまかせのストップ制です。
まずはスタートから、むね肉のたたき、むね肉の昆布締め、もも肉のたたきと1 品物が続くのも面白い。
そこからは串を11本頂きました!全体的に火入れはレア目。素材を生かした焼き方ですね。どちらも私の好きな鶏なので美味しかったです。
この日の日本酒は、産土、鍋島、仙禽、花の春、加賀鳶、新政と6種類。品揃えも豊富で色々な日本酒も楽しめますね!
【評価】
お酒の品揃え ★★★★★
⽕⼊れ加減 ★★★★
素材への拘り ★★★★
料理のバリエーション ★★★★

⽇本全国500 軒以上の焼⿃屋に訪問している焼⿃マニアです。さらに場合によっては海外へ⾏っても焼⿃を求めて⾏ってしまう。 何故美味しいのか︖どうしたら美味しくなるのか︖の理由を知りたくなってしまうんですよね。鶏の味って何がどう違うのか︖と疑問に思えば鶏の鶏舎に⾏き、使っている炭によって何が変わるのか︖と疑問に思えば備⻑炭の窯へ。 ⼀⾒とてもシンプルに⾒える焼⿃。でも知れば知るほど、その奥深さに感銘を受けます。
そしてお酒は焼⿃の最⾼のパートナー。特に⽇本酒との相性が良くて拘って飲んでいます。