「焼⿃アンバサダー」が⾏く︕ 今宵はこの店へ⑳真ゆき(富山・高岡)
北陸の名店、1度は行くべし!
富山で焼鳥ってあまり耳にしないのですが、こちらは先日、北陸で初めての焼鳥フェスに参加した高岡にあるお店。東京の焼鳥屋さんも何店舗か参加していたイベントです。
実はこのお店は以前からチェックしていたのですが、たまたまキャンセルが出で空いているとの情報を見たので急遽行ってみる事に。
お店は、高岡大仏があるすぐ裏手で、蔵を改装した店舗です。おー、本当に蔵なんだー!入口がまさに蔵の扉の階段を越えて店内へ。
店内はかなり余裕のある広いスペースで、大きめのカウンター席があります。このレイアウトって焼き場が正に舞台の様でカッコいいですよね!ここで店主が黙々と焼きに集中している訳です。
店主の北川さんは、初めて鳥しきに行って衝撃を受けたのがきっかけで焼鳥屋をやる事になったそう。飲食の経験もほとんどないらしく自己流です。それでもこんなに美味しく出来るなんて素晴らしい!
使っている鶏は三河赤鶏。ロードアイランドレッドの血が濃い血統ですね!
まずは、おまかせコース10本5000円。もちろん追加も出来ます。
まずは、六本木燃es のオマージュしたささみの紫蘇巻きから。柔らかくてジューシー。紫蘇のアクセントも絶妙!
その後の油揚げも絶品!仙台の定義どうふの揚げみたいだけど、福井県の谷口屋さんのものだそうです。これもめちゃ旨!
そしてトルコナス。これ初めて見ました。白い茄子なんですね。乗せているハリッサが辛いけどまた美味しい。
北アフリカの調味料らしいが、これ旨いし何にでも合いそうですね!
最後の〆には焼おにぎり。海苔も出す前に炙っているので香りもたっぷりでパリパリ!
素材へのこだわりも強くて全て美味しかったです!
この日も日本酒は6 種類。鳳凰美田、東洋美人、田中仙禽(田中六五と仙禽のコラボ)、田中松本(田中六五と日日のコラボ)、東一、伯楽星。
【評価】
お酒の品揃え ★★★★
⽕⼊れ加減 ★★★★★
素材への拘り ★★★★★
料理のバリエーション ★★★★

⽇本全国500 軒以上の焼⿃屋に訪問している焼⿃マニアです。さらに場合によっては海外へ⾏っても焼⿃を求めて⾏ってしまう。 何故美味しいのか︖どうしたら美味しくなるのか︖の理由を知りたくなってしまうんですよね。鶏の味って何がどう違うのか︖と疑問に思えば鶏の鶏舎に⾏き、使っている炭によって何が変わるのか︖と疑問に思えば備⻑炭の窯へ。 ⼀⾒とてもシンプルに⾒える焼⿃。でも知れば知るほど、その奥深さに感銘を受けます。
そしてお酒は焼⿃の最⾼のパートナー。特に⽇本酒との相性が良くて拘って飲んでいます。