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食の国日本〝食〟プロデューサー 松田龍太郎ブログ

Foodnia Japan 食の国 日本 連載 第28回

chocolate×梅酒とのマリアージュに注目! THE Chocolateの新展開。

先日、このブログで紹介させていただきました、コンビニで絶賛販売中、200円ちょっとで買える本格チョコレート「meiji THE Chocolate」の新商品発売記念イベントにおじゃましてきました!

新商品は「軽やかな熟成感vivid milk(以下ビビッドミルク)」という名前がついた“ダークミルクチョコレート”。

そもそも今回発売されたビビッドミルクは、2017年初めに限定販売され、様々なチョコレートの大会で金賞や銀賞を受賞した「THE Chocolate ドミニカダークミルク(販売価格:1080円)」を、コンビニでも買えるように再開発した商品です。金賞受賞のチョコレートを200円ちょっとで買えるという、ありえない一品。

その秘密が、本品の開発担当である宇都宮洋之さんによるカカオのレクチャーで解き明かされます。年々日本におけるカカオの輸入量は上がってきており、2016年には年間約6.3万トンが輸入されています。すなわちカカオ高配合のチョコレートが日本人に受け入れられはじめていると言えます。

また、新商品に配合されたカカオの主となる原産国ドミニカ共和国は、1980年代から土地に適したカカオを開発し、1989年には他国からのカカオの木の輸入が禁止され、自国のカカオをとても大切に育てています。

加えて、新商品に使われているカカオの生産会社は、丁寧な製造工程と徹底した品質管理で世界の有名ショコラティエからも指名されるほどの工場なのだとか。この高品質なカカオからできたのが、今回の新商品である「ビビッドミルク」。

レクチャーの次は、いざ試食!

今回の試食は、

●エリア・発酵日数・撹拌・乾燥など「カカオ豆処理コントロールによる香りの違い」

●高温・低温焙煎など「カカオ豆の焙煎条件による香りの違い」

を味わわせていただきました。

カカオ豆の加工の仕方によって、素人の私でもわかるほど香りが強かったり、甘みが強かったりと味の違いがありました。

meijiさんは「THE Chocolate」を通じて、「ダークミルクチョコレート」という新しいジャンルの提案をしたいそうです。

ここ数年でよく見かけるようになったBean to Barのチョコレートはカカオ豆70~80%が多い一方、THE Chocolateは45~60%ほど。カカオの風味と苦味を感じながらも、甘みがありさっぱりといただける味わいで、甘すぎず苦すぎず一番「ちょうどいい」チョコレートに仕上がっているなと感じました。

そして後半は、DOMORI創業者のジャンルーカ・フランゾーニ氏が登場。

お酒とチョコレートのペアリングということで、今回はなんと「梅酒×meiji THE Chocolate」をプレゼンテーションしてくださいました。

チョコレートのプロフェッショナルであるフランゾーニさんは、日本の食材の中でも梅が最もお好きとのこと。そのテロワール、職人性、伝承性、植物としての美しさなど、カカオとチョコレートの世界に近しいものを感じるのだそうです。

そして、梅酒になる梅には南高や福井、鶯谷、紅さしなど品種は100種類以上あり、ベースとなるアルコールにも日本酒、焼酎、泡盛、ブランデー、ラム酒など、その組み合わせが無限であるところもおもしろいですね。

それから梅酒のアルコール度数は12〜20℃なので、カルバドスやコニャックよりも組み合わせて食べる食材の味を邪魔することがないので、チョコレートの風味を楽しむのにはぴったりのお酒なんだそうです!

というわけで、早速、テイスティングしてみました。

まずは、萬歳楽加賀梅酒×エレガントビターから。

うまみたっぷりの紅さしを使った加賀の梅酒は甘味もたっぷりですが、エレガントビターと一緒に口に含んでも、どちらもけんかせずにむしろサッパリする感じ。お酒があまり強くなく、甘党の方でも楽しめそうです。

お次はサントリー梅酒山崎樽17℃×ビビッドミルク。こちらもエレガントビターの時と同様の手順で口に含んでみると…口の中の余韻がすごい!チョコレートを転がしながら梅酒を含むと、口の中でボンボンができるみたいだよね!と笑うフランゾーニさん。気さくで素敵な方です。

サントリー山崎の樽で漬けている梅酒はウィスキーのような深みとコクがあり、とってもエレガント。ビビッドミルクのナッツ感と相性が良く、バーでお酒をたしなんでいる時のような上質な感じに驚きました。

うーん、梅酒とチョコレートとは、考えたこともなかったのですが、すごくいい発見になりました。飲み物との新しい組み合わせを知ると、チョコレートを手に取りたくなるシーンが広がりますね。

明治のみなさま、素敵な機会をありがとうございました!

松田龍太郎

松田龍太郎

1977年生まれ。青森県弘前市出身。慶応義塾大学環境情報学部卒業後、日本放送協会に入局。
報道カメラマンとして、全国各地の事件事故、災害など日々のニュースの現場をはじめ、紀行番組の撮影に従事。その後、2007年企画・プロデュース業に転職。2010年より株式会社オアゾ代表を務める。
積極的に女性クリエイターを活用し、特に食にまつわる事業・店舗開発、PRコンテンツ制作を得意とする。現在神楽坂6丁目に「八百屋瑞花」という青果販売する八百屋 を展開中。
http://www.oiseau.co.jp