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光文社厳選!和食情報ナビ

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WASHOKUでおもてなし Vol.8

福王寺朱美さんをもてなすなら

大人のおもてなしはバランスが大切。程よくリラックスしていただけて、相手も自分もストレスなく過ごすためのお店選びには招く側のセンスが問われます。そんな時に役立つのが今月の1軒です。

カジュアルに寛げる大人のための隠れ家

同じジュエリー業界で働く重鎮のひとりであるFREDのジェイソンさんとは仕事上の付き合いを超えて親しくさせていただいています。ですから、「おもてなし」といっても肩肘はったものではなく気兼ねなくリラックスして会話を楽しめるお店にご案内する場合が多いです。
〝格式〟を求めるならば老舗やミシュランのスターレストランにお連れすれば間違いはないのであまり悩まないのですが、〝気兼ねなくリラックス〟というのが一番バランスも難しく招く人のセンスが問われるところ。そんな時に私が選ぶのが広尾の路地裏にある、おそばもいただける和食屋さん「こうもと」です。
 実はこのお店は娘のママ友の女性がオーナーなのですが、センス抜群の彼女の美意識が店のしつらえからメニュー、サービスなど隅々まで行き渡っています。そんな理由もあり、どんなVIPの方でも自信を持って安心してお連れできるんです。

こうもと

ジュエリーブランド「AHKAH」取締役/CEO。宝石商の家に生まれ、宝石鑑定士「G.I.A」をロサンゼルスにて取得。’97年に「AHKAH」を設立。国内だけでなく、パリやロンドンでも展開、海外でも広く認知されるブランドに育てあげる。

上質なお酒とお料理で会話も自然にはずみます

お料理はアラカルト気分次第で楽しめます

お店は車も正面にはつけられない、隠れ家感たっぷりの立地の一軒家。店内は1階がカウンターとテーブル席で2階が個室。2階の個室は他のお客様と顔を合わせることなく入れる構造になっているのも便利ですが、私は普段は1階フロアがお気に入りです。いつ訪れても客層はHERS世代の大人が中心でしっとりとしたサロンのような雰囲気。サービスも行き届いているので、気持ちよく時間を過ごすことができます。
和食の料理人と蕎麦の料理人のお二方いらっしゃるので、和食の一品料理を楽しんだあと締めにお蕎麦を楽しむのがいつものスタイル。私の定番は「豆腐のもろみ漬け」や「真蛸と海藻のサラダ」「海鮮納豆」など。海鮮系が種類豊富で美味しいんです。若い人や男性にはお店の名物メニューでもある「飛騨牛のにぎり」も好評。どれも程よいボリュームで美しく盛りつけられているので、気ままに何品か頼んでシェアして楽しみます。
お酒はワインの種類が多く、グラスのレベルが高いのがポイント。あまりお酒を召し上がらないゲストでも、少量でも気兼ねなく上質なものを楽しんでいただけます。
話が盛り上がったら、同じ建物の3階にあるワインバーへ。こちらも大人のためのとっておきの空間です。

隠れ家

隠れ家感のある
路地裏の立地

外苑西通りから一本裏手の路地裏。小さな看板があるだけなので、予約なしでやってくるお客様は皆無。近所に住む人でも迷わずにたどりつくのは難しい立地です。

アラカルト

お料理は
アラカルト中心

メニューは和食のアラカルト。居酒屋のようなメニューが並びますが、どれもとても洗練されていて大人が満足できるもの。ゲストの好き嫌いやお腹の具合に合わせて食事の量を加減。

グラスシャンパン

グラスシャンパンも
上質揃い

店内には和食店とは思えないほど立派なワインセラーもあり。グラスでいただくシャンパーニュも上質なものが厳選されているので、少量でも安心して楽しめます。

手土産にお渡しするなら

手インテリアのアクセントにもなる「江戸提灯」は歌舞伎座の大提灯なども手掛ける創業安政元年の老舗「吉野家商店」で。オーダーすると手書きで名前を入れていただけるので、ちょっとしたサプライズにもなります。
http://www.e-yoshinoya.jp

選んだ理由

撮影/福知彰子 ヘア&メーク/丸山智路(LA DONNA)取材・文/安西繁美