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行きつけの酒と美味 言うことなし! ビールの恋人 鶏のから揚げの名店 今夜は鶏カラ天国へ

かつてはおかずの王様だった、鶏のから揚げ。今なら、ビールの恋人という肩書がふさわしい。
ビールが旨くなるこれからの季節、その求心力はますます高まってくるというもの。
ページをめくれば最後、今宵は“サクッ、ジュワッ、ゴクリ”を探しに行こう。

手前はバンコと呼ばれるスタンディング、奥は格調高いサロンが控える。 料理、酒共にバンコの方がお手頃価格に設定。

銀座Italian Bar LA VIOLAイタリアン バール ラ ヴィオラ

  • 住所:東京都中央区銀座5-5-17 三笠会館本店1F
  • 電話:03-3289-5673
  • 11:00~22:30(L.O.)、日曜・祝日は~22:00(L.O.) / 休日:無休
  • 席数:〈バンコ〉スタンディング、〈サロン〉テーブル40席※全席禁煙
  • サービス料:なし
  • 予約:サロンのみ可
  • 最寄駅:東京メトロ銀座線ほか「銀座駅」から徒歩約2分
  • オープン年月:2005年10月
  • 酒の種類:ワインが主体。イタリア産を中心にグラスで10種類前後、ボトルは三笠会館の膨大なセラーから選ぶことも可能。
  • 客層:30~50代が中心。スマートに使いこなす男性客が多い。
銀座 Italian Bar LA VIOLA
〈左〉左から、「エクストラ ブリュット キュヴェ ゼロ」グラス¥1,200、ボトル¥6,800、「ドンカルロ」¥9,200(バンコ価格)、「サンクトヴァレンティン」¥13,520。〈右〉銀座らしく格調高い趣のサロン。

骨付きで部位も多彩。
伝統を受け継ぐ銀座名物「鶏の唐揚げ」

銀座並木通りでこの街の変遷を見守り続ける三笠会館。その1階に位置するバールの名物といえば「鶏の唐揚げ」。お客を呼び込む目玉にと、中華の調理法をベースに考案されたもの。昭和7年にレストランの外食メニューとして最初に供された伝統の味である。
丸鶏のまま毎朝仕入れ、店内で胸肉、モモ肉、手羽先と部位ごとに分けると聞けば、こだわりようは窺い知れるというもの。オーダーが入ったらタレに軽く浸して味をなじませ、片栗粉で色よく揚げる。香り立つこの匂いに誘われたら、食べないわけにはいかないだろう。骨付きだから旨さも相当なもの。無論、ビールやスパークリング、ワインとの相性も格別だ。
当時はまだ鶏肉が稀少で高く、ステーキと同じ価格帯でも注文が絶えなかったという。鹿が躍動する皿は、美濃で200年以上続く老舗窯元「幸兵衛窯」の当主によるもの。そんなエピソードを受け継ぐのも、銀座の老舗ならでは。 発祥の味は揺るぎない。そう実感させるだろう最強の「鶏カラ」だ。

2016年のビブグルマンに掲載された姉妹店『リゾットカレースタンダード』のカレーも、もちろんメニューには用意されている。

神泉かしわビストロ バンバン

  • 住所:東京都渋谷区神泉町2-8
  • 電話:03-6416-4645
  • 営業時間:18:00〜23:00(L.O.)金曜は〜24:00(L.O.)、土曜は17:00〜24:00(L.O.)日曜・祝日は17:00〜22:30(L.O.)/休日:不定休
  • 席数:カウンター6席、テーブル席40席(テラス席含む)※全席禁煙
  • チャージ:¥300※カードはVISA・マスターカードのみ使用可
  • 予約:した方が確実
  • 最寄駅:京王井の頭線「神泉駅」から徒歩約1分
  • オープン年月:2014年4月
  • 酒の種類:ビール、ワイン、ジョッキハイボールなど幅広いが、おすすめは「グラススパークリングワイン」¥580
  • 客層:20~40代が中心。特にビジネスマンや女性グループに好評。
神泉 かしわビストロ バンバン
〈左〉店内にずらりと並ぶワインは国籍問わず値打ちの品ばかり。グラスワイン¥500~、デキャンタ¥1,250~、ボトル¥2,500~。〈右〉地鶏のおつまみの中でも一番人気は、「新鮮地鶏のカルパッチョ盛り合わせ」¥880。他に数量限定の「近江黒鶏の生レバー」¥780もおすすめだ。

新鮮な近江黒鶏の旨みを
最大限に生かした、“かしわ”の七変化

「近江鶏の旨さを知ってもらいたくて」とオーナー高城直弥氏。ここでは、彼の故郷・滋賀県産の近江黒鶏が主役。高級鶏と錯覚するほどの旨みと歯ごたえがあり、飼料にも配慮されていて安心安全な朝挽きの黒鶏を、同店は滋賀より毎日直送。鮮度の高さが美味の秘密と断言する。
人気のから揚げは、ケイジャンがベースのミックススパイスとレモンで食べるのが特徴。独特のピリ辛風味が「クセになる!」と、ついついビールを進ませる自信作だ。もうひとつ、この店で必ず試してほしいのが、タレ自慢の地鶏のかしわ焼き。オーナーが地元で食べる味がルーツというこちらは、レアな肉に赤味噌と醤油タレが染みた、誰もがハマる名物。
「どれも酒飲み客の大満足を前提にしたメニュー。だからビールはもちろん、2倍ジョッキハイボールや、こぼれデキャンタワインなど酒も惜しみなく用意しています」。この太っ腹なもてなしぶりが実に気持ちいい。鶏と酒にここまで満足できる店はなかなかなさそうだ。

代々木上原 Lanter ne ランタン

代々木上原Lanter ne ランタン

  • 住所:東京都渋谷区西原3-5-3 ルネ代々木上原B1
  • 電話:03-6407-1863
  • 営業時間:17:00~翌2:00(翌1:00(L.O.))
  • 休日:日曜休(日曜が祝日の場合は営業、月曜休)
  • 席数:カウンター8席、テーブル30席※全席喫煙可
  • お通し:¥300
  • 予約:した方が確実
  • 最寄駅:小田急線ほか「代々木上原駅」から徒歩約1分
  • オープン年月:2014年3月
  • 酒の種類:ビールとハイボールを中心に、日本酒、梅酒、焼酎、ワインなどが揃う。
  • 客層:近隣に系列のフレンチがある関係で、行き来する常連客が多いのが特徴。30~40代が中心で男女比は5:5。
代々木上原 Lanter ne ランタン
〈左から〉「名物超炭酸角ハイボール」¥400、「トマトハイボール」¥600。店ではバルサミコや、マスカットなど様々なハイボールメニューを用意。

誰もが“ハイカラ”注文から始める
駅近のオシャレ赤ちょうちん

「まずはハイカラで~」
代々木上原駅からすぐの好立地、地下に潜む『ランタン』を訪れた客は皆が口を揃えて、そうオーダーする。小洒落た洋風居酒屋の趣きながら、その実、心憎いつまみが充実する洋風の赤ちょうちん。
「ランタンって提灯の意味ですからね。うちはビールやハイボールと、日本人なら誰もが大好物であろう、つまみメニューをたっぷり用意している普通の居酒屋なんですよ」とマネージャーの山村由香氏。そうなのだ、冒頭のハイカラとは、ハイボール×から揚げの略。この店の絶大なるスターターとして、君臨するのが何を隠そうハイカラなのだ。名物の鶏モモ肉を使ったから揚げはそれだけでも十分美味しいのだが、なんと20時までの入店であれば、から揚げ2つとハイボールのセットが100円に。
思わず笑ってしまうほどの、破格セットに、誰もが”とりあえずハイカラで“と叫んでしまうというわけなのだ。ビールももちろんだが、やっぱりこの店ではハイカラから始めていただきたい。

ひとり客でも気軽に利用できる、カウンター主体の店内。 気さくなスタッフとの距離も近く、セカンドキッチン感覚で利用したい。

西麻布西麻布 角屋 にしあざぶ かどや

  • 住所:東京都港区西麻布4-2-15
  • 電話:03-6427-5771
  • 営業時間:17:00~翌3:00(フード翌2:00(L.O.)、ドリンク翌2:30(L.O.)) 休日:日曜・祝日休
  • 席数:カウンター13席、テーブル4席※全席喫煙可
  • サービス料:なし/
  • 予約:した方が確実
  • 最寄駅:東京メトロ日比谷線「広尾駅」から徒歩約10分
  • オープン年:2012年2月
  • 酒の種類:日本酒が常時40種類前後。季節感のある銘柄も多数揃える。
  • 客層:年齢層は30~60代と幅広い。近隣住人の他、夫婦やカップルでの利用が多い。
西麻布 角屋
〈左から〉「羽根屋 特別純米しぼりたて生酒」¥800、「備前 純吟 雄町」¥800、「山の井 八反錦70」¥750。季節の酒を揃えた黒板メニューは要チェック。

サクサクした衣が秀逸。
毎日でも食べ飽きない定番

夜遊びの街という印象が強い西麻布だが、大人が腰を落ち着けてくつろげる普段使いの店も点在する。この店もそう。「西麻布の街の生活に溶け込むような店を」という誠実で良心的なスタンスだ。
スタッフとの距離も近いカウンターはカップルにはもちろん、ひとり客にも優しい造り。その姿勢はメニューにも反映されている。定番をはじめ、飽きないよう季節の素材を使って日替わり、週替わりとこまめに刷新。凝った料理ではないが手間暇かけた品々は、しみじみとした味わいで舌の肥えた大人を唸らせるに十分。
例えば「角屋の盛り合わせ」は、野菜や肉、魚を素材にバランスよく5種類を盛り込み、酒のつまみとして。次は箸休めに旨みをたっぷり含んだ出汁巻卵を、メイン代わりに鶏のから揚げは竜田揚げ風で衣も軽やか。40種を数える日本酒も常に目新しく、初心者から通まで納得させる品揃え。3品でも大満足の晩酌が成立するというもの。これ以上、何を望めよう。

カウンター7席と2つのテーブルがあるだけのこぢんまりとした店。 その絶妙な広さが、女将や客同士の距離感を縮めてくれる。

蒲田うえ山 うえやま

  • 住所:東京都大田区西蒲田7-59-1
  • 電話:090-3572-8700
  • 営業時間:17:00~22:00/休日:日曜・祝日休、その他不定休あり
  • 席数:カウンター7席、テーブル5席※全席喫煙可
  • サービス料:なし※カード使用不可
  • 予約:した方が確実
  • 最寄駅:JR京浜東北線ほか「蒲田駅」から徒歩約8分
  • オープン年:2010年10月
  • 酒の種類:ビールは生が1種、瓶ビールが2種。常連の愛飲酒は、米、芋、麦の焼酎か泡盛をコダマサワーで割ったもの。日本酒と自然派ワインも。
  • 客層:男女比は7:3。一人客は約3割で、年齢層は40代以上が中心。『奈加川』時代からの常連も多数。

今は亡き老舗の味を継承する、
豪快な鶏の素揚げ

かつて蒲田に『奈加川』という鶏の素揚げで評判を呼んだ店があった。鶏の半身をムネ肉とモモ肉に切り分け、10分ほどかけて素揚げにしたその名物は、唯一無二の味として多くのファンを虜にしてきた。表面はカリッと、中はふっくらジューシーに。おまけにビールとの相性は申し分ない。『うえ山』のご主人もそうして鶏の素揚げに魅了されたファンのひとりだった。
「奈加川さんが閉店したのが2009年。50年以上も続いた店でしたから、後を継ぐ人がいると思ったら誰もいない。ならばと、手を挙げたのが主人だったんです」
伝統の味を守りたい。そんな思いを胸に、『奈加川』の女将から直接の手解きを受け、苦心の末に完成させた鶏の素揚げ。その味は、かつての常連客の心をも鷲づかみにする完成度に。誰もが老舗の味の復活を喜んだのだった。
しかし、そのご主人は残念ながら昨年他界。今は亡き店主の志は、女将の植山一江さんと娘さんのふたりがしっかりと受け継いでいる。

八重洲 蓬莱

八重洲蓬莱 ほうらい

  • 住所:東京都中央区八重洲1-5-10
  • 電話:03-3273-1624
  • 営業時間:11:00~14:30、17:30~21:30(L.O.)/ 休日:土・日曜、祝日休
  • 席数:〈1F〉テーブル30席、〈2F〉40席(4~33名個室対応可)※全席喫煙可
  • お通し:なし
  • 予約:できればした方が確実
  • 最寄駅:JR東海道線ほか「東京駅」から徒歩約2分
  • オープン年:1979年
  • 酒の種類:ビールや紹興酒の他、オーナーはソムリエの資格も持っており、ワインも充実。
  • 客層:昼はビジネス街で働く老若男女。夜は40代オーバーの男性ビジネスマン中心。
八重洲 蓬莱
〈左〉「鶏もも肉の唐揚げ」¥980。塩、コショウ、醤油、ごま油とたっぷりのお酒に漬けたモモ肉をしっかりもんでから、カラリと5分揚げた逸品。

〈右〉「特製焼き餃子」¥680。店の名物の餃子で、豚肩ロースと豚モモ肉を半々で使用。白菜とニラをたっぷり使うほか、小籠包の要領で、鶏ガラスープと白湯を餃子の中に忍ばせることで、味わうと肉汁がしたたる美味に。

2種のから揚げはどちらも個性的で美味
40年愛され続ける街場の中華の実力店

東京駅から徒歩2分ほど。仕事帰りのビジネスマンが、ひとりまたひとりと八重洲の路地裏に消えていく。どこへ行くのかと後をついていけば、路地裏にひっそりと佇む中華店『蓬莱』へ吸い込まれていく。
「うちは40年近く、この場所で中華屋をやっていまして。まぁ、いつの時代もお父さんの味方です」
と店主の王肇元氏。そうなのだ、ここは古き良き雰囲気を残す街場の中華屋であり、夜は仕事帰りのビジネスマンが集えるオアシスに。肩肘張らずに、自分の財布で楽しめる店は常に賑わっているのだが、理由は安さだけにあらず。実は料理は横浜中華街の老舗店を系譜に持つ本格派なのだ。ことから揚げに関しては、五香粉や山椒で味付けした「若鶏の丸揚げ」と、胡麻油の香るスタンダードな「鶏もも肉の唐揚げ」の2種を用意。
そして、どちらもがまったく違う味。もし迷ったならば、2つを頼んでみても、きっと後悔はしないだろう。東京駅での出張帰り、この店を思い出せれば、2種のから揚げが手招きする口福が待っている。

関西版

カウンターだけのバーのような店内。営業は深夜まで。2軒目、3軒目として訪ねてきて、「夜中に揚げ物を食べる背徳感がたまらない」 という常連の酔客も多いとか。

京都・祇園四条食堂しみず 祇園店

  • 住所:京都府京都市東山区清本町354
  • 電話:090-6551-9963
  • 営業時間:18:00~翌2:00(L.O.) / 休日:日曜休
  • 席数:カウンター9席※全席喫煙可
  • サービス料:なし
  • 予約:した方が確実
  • 最寄駅:京阪本線「祇園四条駅」から徒歩約10分
  • オープン年月:2014年9月
  • 酒の種類:ワインは肉料理に合う銘柄を入れ替えで6〜8種類程。グラス¥700〜、ボトル¥4,500〜。生ビール、チューハイ各¥700。
  • 客層:40〜50代が中心。21時ごろまでは祇園界隈の同伴客、遅い時間帯は飲食店関係者や、京都在住クリエイターなど。

オーダーごとに丁寧に作られる、
ジューシーな究極のから揚げ

賑やかな祇園花見小路の路地の奥。教えてもらわねばまず足を踏み入れることのない細い路地にある肉酒場だ。市内丸太町にある「とんかつ清水」、大宮の「食堂清水」の系列店として2年前にオープンした。
店を任されているのは川勝政孝氏。焼き肉店や中華料理店で腕を磨き、肉の扱いには自信あり。加えて料理はとことん追求する研究者気質で「から揚げの最もいい状態」を試行錯誤。結果提供しているのがその名も「鶏の究極のから揚げ」だ。
蕎麦は”三たて“というが、こちらのから揚げもそれに匹敵しそうなほど、作りたて。事前に漬け込みはせず、何と注文が入ってから鶏肉を切り始めるではないか。オイスターソース、醤油等をブレンドしたタレに軽く漬け、黒こしょうを挽いて加え、片栗粉を付けて揚げる。
「長時間漬けると味は入るけれど、肉の水分は抜けてしまう。食べた時に『熱ッ!』と言うくらい肉汁が出るジューシーさを目指しました」と川勝氏。齧ると確かに肉汁溢れ、肉もぷりっと瑞々しく、黒こしょうの香りも鮮烈。唯一無二のから揚げであることは間違いない。

丸鶏焼が登場すると場も盛り上がる。大まかに捌いてもらったものを、専用のチキントングを使って食べる。手も汚れず食べやすい優れもの。味わいはスパイスや漢方の味が染みている。

兵庫・元町丸鶏屋 さんけい

  • 住所:兵庫県神戸市中央区北長狭通3-7-6
  • 電話:078-335-8248
  • 営業時間:12:00〜22:00 (L.O.)※ランチメニューは15:00(L.O.)/ 休日:不定休
  • 席数:カウンター8席、テーブル8席 ※15:00まで全席禁煙
  • 予約:「丸鶏焼」は要予約※カード使用不可
  • 最寄駅:JR神戸線ほか「元町駅」から徒歩約2分
  • オープン年月:2015年6月
  • 酒の種類:ビールは生ビールの他に瓶ビールが2種各¥500。ハイボール¥400、焼酎、日本酒等幅広くラインアップ。
  • 客層:30~40代が中心。ヘルシーな料理に敏感な女性同士での利用や、服飾業界関係者なども多い。丸鶏やから揚げなどのテイクアウトは主婦層も。
丸鶏屋 さんけい
食に気を配る、とし恵氏の美しさも薬膳や発酵食の有効性を証明しているよう。

薬膳インストラクター&発酵食
マイスターによる、体も喜ぶ鶏料理

数種類の漢方と調味料をブレンドしたタレに漬け込んで焼く、若鶏の丸焼きが看板メニュー。かつて九州の炭坑町にあった、丸鶏焼の店の味を受け継いだ。店主の山田とし恵氏は以前より「食べるものが体をつくる」を信条とし、薬膳や発酵食、料理を学んでいた。こちらでは鶏料理を楽しむうち、気負わずに薬膳料理を味わえると評判だ。
から揚げも人気。九州産の醤油とショウガなどを合わせたタレに1〜2日漬け込み味を染み込ませる。揚げる直前にさらにもうひと味プラスするのもポイントだ。揚げた後、一度オーブンに移して油を切る一手間も。旨みがぎゅっと詰まっていて、香ばしく、クセになる味だ。

大阪の下町にある。お客のリクエストに応えて新メニューが続々と。 テイクアウトも可能だ。

大阪・野江とり食堂 まじか

  • 住所:大阪府大阪市城東区成育3-2-11 1F
  • 電話:06-6932-5358
  • 営業時間:17:30~翌3:00 (L.O.)※揚げ物・テイクアウトは翌1:00(L.O.)、日・祝は17:00〜22:00 / 休日:不定休
  • 席数:カウンター6席、小上がり10席※全席喫煙可
  • 予約:できればした方が確実※カード使用不可
  • 最寄駅:京阪本線「野江駅」から徒歩約2分
  • オープン年月:2013年8月
  • 酒の種類:ウィスキー、焼酎、泡盛、梅酒各¥450~。グラスワイン¥450~、ボトルワイン¥2,200~。その他ラムなどもある。
  • 客層:夜は30~40代が中心。週末は子供を連れた近隣の家族での利用も。テイクアウトも可能。

モモのから揚げは3種類!
食べ比べて好みを探すべし

和食店でも焼き鳥店でもイタリアンでもキャリアを重ねたが、「やっぱりから揚げが一番好き」と「とり食堂」を開いた伊奈克将氏。モモのから揚げは3種類提供している。初めての来店なら、この3種セットからトライするのがよい。使う鶏肉は同じもの。店名を配した「まじから」は、2種の自家製醤油、酒、卵、小麦粉等を合わせたタレに漬けてある。「塩から」は塩こしょうをベースに米粉を加えた粉を打ち、さくさくの仕上がり。「中津風」は大分のから揚げの聖地を食べ歩いて考案。三様の味が面白い。他にもから揚げはせせりや心臓など部位違いも。鶏メンチカツに豚汁ならぬ鳥汁などユニークな料理多数。鶏好きなら訪ねてみたい。

撮影/田村浩章、鈴木拓也、上田佳代子、原 務、ハリー中西 取材・文/粂 真美子、山田貴美子、大西健俊、吉田慎治、三好彩子

Gainer 2016年6月号より